第一章 ジュエルシードを巡って 〜海鳴 P・T事件〜
第四話 閃光との勝負
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物だ、心から尊敬する。と」
俺がそれを言い終わると、テスタロッサと犬は消えていた。おそらく転送したのだろう。
さてと、
〈リミットオン〉
これでよし。
「うっ、っ......」
体に痛みが走る。
アルティメイタムがリミットをかけろと言ったのはこういう事態を考慮してのことだった。
この身体では全力の魔力を受けきれないため、使えば痛みが走るのだ。
そして理由はもう一つある。
「これはしばらく戦えないな」
リンカーコアの異常なまでの収縮。
〈流石にな。でも後遺症は残らないぞ。今はゆっくり休めよ〉
俺のシーリングはなのはとは違う。あちらは一つの魔法に特化させた状態。こちらは魔力の出力限界を上げるものだ。
簡単に言えば、一種のブースターである。
無理やり一度に放てる魔力量の上限を超えたのだ、リスクがないわけがない。
でも、まあ
「この状態でもできることはあるな」
テスタロッサとなのはを勝負させれば、あるいは。
今日わかったのはいろいろある、特にあいつの本質は理解した。
だが、今は闇の中にいる。それを晴らせるのはなのは位だろう。
「なのはの近接戦闘、鍛えてやるか」
ならば俺はその援助をしようではないか。
そう思い、俺はその場を後にした
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