暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 世界を渡りあるく者
第一章 ジュエルシードを巡って 〜海鳴 P・T事件〜
第四話 閃光との勝負
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びが入り、もう持たないとわかった。


どうするか考えてる時に、浮かんだのはこの間の少女の高速移動。


あれだ

あれを使えばいい!


そこで俺は足下に魔法陣を展開。確か名前は....


ドゴーン!


バリアが崩れ、煙が舞う。

煙がはれるが



そこに蒼炎の姿は見えなかった。


〈ソニックムーブ、成功〉


俺が使ったのはこの前見た高速移動の魔法。

それを使い、瞬時に上に回避した。

「まさか私の魔法を使うなんて」

「だが、魔力消費が半端ないんでね、あんまり多用はしたくないな」


そう、コピーできると言っても理論が分からず無理やり発動しているので、消費魔力がすごいことになってる。

このまま戦ってもらちがあかない。仕方が無い、全力で行きますか。


「アルティメイタム、全力いくぞ」

〈リミットフルリリース。シーリングモードレディ」

ソードモードをシーリング状態にする。そして今放てる最強の魔法を用意する。



「んな.....どんな魔力量してるんだい」


流石に敵さんも驚いたようだ。まあこの魔力量だからな。


「いくぞ!」


〈ソニックカノン、ファイアー〉

ソニックカノンを牽制に打つ。避けられたが、まだ牽制は続く。


〈ドライブカノン、シュート!〉

ドライブカノン、こちらはなのはのディバインシューターを参考にしている。

速さよりもコントロールのしやすさを重視した魔法だ。

それにより、二人の動きを制限する。



ここだ

あの二人が絶対に避けられないタイミングを見つけた。


俺はソニックムーブで、近づき、一閃!


〈ディバインストライク〉

「ふっ!」

奥義、雪月花

本来この技は剣が壊れるほどの速さで切る、という技だが今回はデバイスを魔力で強化していたので、問題ない。

そして、それとディバインストライクとの合わせ技。


全開の魔力を込めた一撃は、辺り全てに行き渡る。純粋魔力なので、破壊はされていないが。



「俺の勝ちだな」


「いいえ、私たち(・・)の勝利です」

目の前に倒れていたのは犬。そして、

「そうか。使い魔が受けたのか」

魔力刃が喉元につけられていた。


まさか体を張って主人を守るか.....

「俺の負けか。なあ、一つお前の名前を教えてくれないか?俺は遠藤蒼炎だ」

この戦いは楽かった。それにこの少女はきっと強くなる。


「フェイト、フェイト・テスタロッサです」

「テスタロッサ...か。もし、そこの使い魔が起きたら伝えてくれ。あなたの忠義心は本
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