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八条学園怪異譚
第六十話 時計塔その三
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のかしら」
 ここでドイツ語も出た。
「それに変えてるの」
「色々工夫してるのね」
「さもないとキャベツも食べてもらえないから」
「その辺りも工夫してるのね」
「そうなの、これはお姉ちゃんのアイディアなの」
 ちらりと姉の方を見てから聖花に話す。
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