スーパーロボット大戦OG外伝
0547話
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レームに何か影響が出たり、あるいは3人乗りのライトニングフレームで戦場に出られなくなったりしてもこっちの戦力ダウンになるしな。
となると、殺すのは誰も見てない時しか無い訳だが……まぁ、それに関しては後で考えるとしよう。どのみちここではどうしようもないのだから。
「ラージ、ジョナサン・カザハラ辺りに連絡を頼む。潜入してきた修羅を捕らえたとな。それと、ついでにこいつが化けている奴がどこかにいる筈だ。恐らく気絶か何かしてすり替わったんだろう」
「分かりました。それにしても変身能力ですか。昔ならまず絶対に信じられなかったでしょうが、こちらの世界に来て色々と見てきたせいかあっさりと信じられますね」
「だろうな。それは俺も同じだよ」
まぁ、俺の場合は存在自体が既に人間じゃなくなってるんだが。
そんな風に思いつつ、ジョナサン・カザハラへと通信を送っているラージの姿を眺める。
「く、クソッ、離せ!」
このままでは危険だと判断したのか、アルコが騒いで俺へと攻撃を仕掛けてくるが、その全てを左手でいなしていく。
「お前はちょっと騒がしいな。少し眠っていろ」
呟き、掴んでいた手を強引に振り回し……そのまま一本背負いの要領で床へと叩きつける!
ドンッ、という音が周囲へと鳴り響きアルコの意識が消え失せ、次の瞬間には太った白人だった姿が痩せぎすの禿へと姿を変えた。
『ラージ君、今の音は一体何だ!?』
通信モニタの向こうでジョナサンが驚いている声が妙に印象的な感じだった。
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