あら、魔王襲来のお知らせ? 前編
[6/9]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
それは中断されました〜。
▽▲▽▲
「ずいぶんと派手にやってくれたようじゃの、おんしら」
「ああ。ご要望通り祭りを盛り上げてやったぜ」
「皆さん、楽しそうに見てましたよ〜」
「胸を張って言わないでくださいこのお馬鹿様方!!!」
スパァーン!、という音を立てながら、ウサちゃんにハリセンで叩かれましたぁ。
いい音ですね〜。
「何言ってんだ黒ウサギ。葵には張る胸なんてねえだろ」
「あはは〜。一度泣いてみますか〜?」
「お願いですから大人しくしてください!!」
またハリセンで叩かれましたので、このあたりで終わりにしましょうか〜。
「ふん!ノーネームの分際で我々のゲームに騒ぎを持ち込むとはな!相応の厳罰は」
「あ、私はノーネームじゃないですよ〜」
一瞬、この場の一切の音が消えました〜。
この静寂って面白いですよね〜。
「・・・相応の厳罰は覚悟しているか!?」
あ、無視して続けられました〜。
「これマンドラ。それを決めるのはおんしらの党首、サンドラであろ?」
シロちゃんがそう窘めながら指す方を見ると・・・そこには、ジラル君と同い年くらいの子供が座っていました。
サンドラ・・・サンドラ=ドルトレイク・・・サンちゃん、で良いですかね〜。
お兄さんの方は・・・シスコンさん、で行きましょ〜。
「あ、私はもう行きますね〜?ノーネームの問題ですし〜」
「ああ、じゃあまた後で」
「は〜い」
見つかる前に、さっさと消えましょうか〜。
便利ですよね〜。大罪の悪魔達から奪った道具、たくさんありましたから〜。
「ん?オイ!あの女はどこへ行った!!」
「さあ?ま、葵はノーネームじゃねえし、こっからの話には関係ないだろ?」
あ、いなくなったことに気付かれましたか〜。
盗聴器も落としてきましたし・・・こっからの話というのは気になりますけど、早々に消えましょ〜う。
●○●○
「で、アンタは勝手に抜け出してきた、と?」
「はい。なんだか面倒そうでしたので〜」
「アンタも原因の一端でしょうが・・・!」
プリムちゃんって、意外と真面目ですよね〜。サタンの娘さんなのに〜。
「はぁ・・・で?盗聴した話を要約してもらえる?」
「そうですね〜・・・」
重要そうなのは・・・
「サンちゃん、プリムちゃんとも仲良くしてくれそうですよ〜」
「ンなわけあるか!ってか、そんなことじゃねえよ!!」
あれ〜?じゃあ、他に話すことなんて・・・
「ノーネームが、白夜叉から何を頼まれたのかよ!!」
「あぁ、それですか〜。なぁんだ。つまないですね〜」
そっちの内容ですと・・・
「魔王が、
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ