あら、魔王襲来のお知らせ? 前編
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きそうだったからな」
「まったく・・・プリムちゃんくらいなら、私が取り押さえれましたよ〜」
「まあ、確かにな。じゃあ、今回葵は俺のほうに付くつもりはないと?」
「はい、何が何でも捕まえさせていただきま〜す」
そう言いながら、私は視線をウサちゃんに向けて・・・
「そう言うわけですから、ウサちゃんは引いてくれませんか〜?せっかくなので、私のギフトのお披露目もしたいですから〜」
その言葉で、ウサちゃんといざやんの雰囲気が変わりましたね〜。
まあ、今まで全く見せようとしなかった、名前から推測することも出来ないギフトを見れるんですから、そうなっても当然かもしれませんけど〜。
「・・・オイ、黒ウサギ。ここは、俺と葵だけでやらせてくれ」
「・・・YES」
さて、ゲームの内容はどうしましょうか・・・こんなところですかね?
「ゲームの内容は、こんなところでどうですか〜?」
「ふぅん・・・ゲーム開始の合図はコイントス。相手を手の平で捕まえた方の勝ち、か・・・賭けるものはなんにする?一回分の命令権とか?」
「あれ〜?何か、命令したいことでもあるんですか〜?」
そう言いながら、誘惑するようなポーズを取ってみますが・・・
「いや?俺はDカップ以上ないやつを相手にするつもりはないぜ?」
このとき、私の中で何かが切れました。
「そうですかぁ・・・ふふふ・・・覚悟ハ出来テマスネ?」
少しくらいは手加減でもしてあげるつもりだったんですけど・・・もうその必要もありませんねぇ〜。
「では、始めましょうか〜?私とウサちゃんの命令権、いざやんの二回分の命令権をかけたギフトゲーム」
「って、何で黒ウサギの命令権までかかってるんですか!?」
「ああ、はじめようぜ!」
ウサちゃんの主張は無視して・・・早く捕まえてあげましょうか〜。
△▼△▼
アタシとレティシアは飛鳥を捕まえて、そのまま歩廊を直送していた。
さすがにアレだけ動かされたらお腹も空くから、途中で買ったクレープと片手に、だ。
飛鳥は最初食べるのを渋ってたけど、今では普通に食べ進めている。
「ん〜。美味しい!」
「本当に美味しそうね。リリムって実のとこと、何歳なの?」
「ん?」
「いえ、箱庭に来てから実年齢と見た目が一致しない人は何人も見たのだし・・・」
そう言いながら隣でクレープを食べてるレティシアを見る。
確かに、アイツも実年齢とは違うし。
「期待に添えないかもしれないけど、アタシはまだ十一歳。アンタのところのリーダーと同い年」
「あら、そうなの?主催者権限まで持っているのだし、もっと行ってるものだと思ってたわ」
「まあ、アタシはパパから受け継いだだけ
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