あら、魔王襲来のお知らせ? 前編
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も後から必ず来ること。あ、後レティシアに葵、リリムもね。
私達に祭りのことを意図的に黙っていた罰として、今日中に私達を捕まえられなかった場合、三人ともコミュニティを脱退します。死ぬ気で捜してね。応援しているわ。
P/S ジン君は道案内に連れて行きます』
まず・・・祭りのことは確かに隠してましたけど・・・今日の夜、私が連れて行ってあげるつもりだったのに・・・それに、
「ウサちゃん、早くあの三人を追いましょう。捕まえて、一言、言いたいことがあります〜」
「奇遇ですね・・・黒ウサギも、一言、言いたいことがあるのですよ・・・!」
そう言いながら髪を緋色にするウサちゃんを追いつつ、足元にいたプリムちゃん、それに手紙にあったレティちゃんを抱えて・・・本気で踏みしめないよう注意しながら跳びました。
覚悟していてくださいねぇ、三人とも♪
△▼△▼
「あ、こんにちは、シロちゃ〜ん」
「ん?おお、葵か。にしても・・・その呼び方は止めてくれんかの?」
「いやで〜す」
一度決めたあだ名は絶対に変えませんよ〜。
「ところで、あの三人はどちらに行きました〜?」
今いるのはサウザンドアイズの旧支店ですけど・・・もうここにはいそうにないですからね〜。
ウサちゃんも私達より先に行ったみたいでしたし・・・早く追いつかないと、何も出来なさそうですからぁ。
「そうだな・・・耀はもう捕まって店におるぞ。他の二人は、一緒にあちらの方に逃げて行った」
お嬢はもう捕まりましたかぁ・・・
「プリムちゃんとレティちゃんは高飛車ちゃんをお願いできますか〜?私は、イザイザをやりますから〜」
「・・・こうなったら、葵は止まらないわよ?」
「わかっているさ・・・よし、それでいこう」
方針も決まったところで・・・ウサちゃんを見たらしい人たちの声を頼りに追ってみましょうか〜。
▲▽▼△
「よ・う・や・く、追いつきましたよ〜」
そして、やっとのことで追いついた。というか、先回りしました〜。
「お、葵か。後ろからは黒ウサギが追ってきてるし・・・もう逃げるのは無理か?」
「はい、逃がしませんよ〜。一つ、文句も言いたいですから〜」
そこでウサちゃんも来ましたので、二人でいざやんをはさむ形になりますね〜。
逃げようとすれば、その瞬間に二人で取り押さえられそうです〜。
「そうです、十六夜さん!あの手紙に書いてあったことは、」
「何で私も誘わなかったんですか〜?」
「って、そっちですか!?」
ウサちゃんが驚いてますけど・・・逆に、問題児の私が他の理由なんてあるんでしょうかぁ?
「ああ、葵を誘うとなるとリリムのやつもついて
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