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八条学園怪異譚
第五十九話 時計塔の話その四
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時は」
「やり遂げた後はお祝いがあるものよ」
 こうも言う茉莉也だった。
「一つの区切りとしてね」
「受験に合格した時みたいにですか」
「それがあるんですね」
「そうよ、それと一緒よ」
 受験の合格とだ、探検の成就は同じだというのだ。
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