暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは〜過去を捨て今を生きる者〜
ストライカーズ編!
人間やめてる
[1/3]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
私の目が覚めたのは翌日のお昼頃。
怪我はあったけど重症という程ではなかったため、明日にでも退院できると言われた。
それは私だけでなく慎吾もらしい。
でも、中には意識を取り戻していない人も多くいるらしい。
今現在、知っている人ならばリイン、ザフィーラ、ヴァイス、そしておにぃ。
リインはヴィータを守るために自分が多く怪我をしてしまったらしい。
ザフィーラはシャマルの盾となって。
ヴァイスは隊舎にいた人たちを守るために。
おにぃは連れ去られるヴィヴィオを守るため・・・と思われているが、多分違う。
戦っている時に秋良と春香が言っていた。
おにぃの怪我は完治していない、と。
多分再発したんだろうと私は思っている。

「あーもう、すっごいムカつく」

ベッドの上をゴロゴロしながら呟く。
それを聞いていた隣の慎吾がはぁと、ため息をついた。

「それ、もう二十四回目だぞ」
「え、なに数えてるの・・・?」
「本気で引くのやめてくんない!?」

ちなみにここまでの流れは今ので十八回目。
代わり映えしなくてつまんなーい。
そこまで大きくないベッドの上でぐーっと伸びをする。
そして怪我が痛んで急遽中止。

「・・・つまんない」

「うるさいぞー。そんなにつまんねーなら陽龍やフォワードたちの様子でも見に行ったらどうなんだよ」

ベッドで横になって小説を・・・いや、漫画を読みながら言う。
十九歳にもなって漫画とか・・・とは言わない。
だって私も小説より漫画派だから☆

「おにぃにはフェイトがついてるし、フォワードには仲間がいる。私が行っても邪魔になるだけジ○ン・キルシュ○イン!」
「ドヤ顔をしている気がした」

なぜバレたし。

「慎吾ー、駆逐の漫画かミスディレの漫画、どっちかないー?」
「魔法少女リリカルなのはシリーズの漫画だったら全巻ある」
「アウトォォォォォォオオオォォォオオォォォッッ!!」

そのあと看護婦さんに怒られたので適当にワンパ○マン借りて読んでましたとさ。
あと一言注意。
ワン○ンマン=アン○ンマンではありません。


翌日、私と慎吾は無事に退院し、仕事に復帰した。
まあ、復帰したからといってすることはデスクワークや六課のメンバーのデバイスの調子をみたりする程度なのだが。
本来はこの仕事はメカニックの人達がするのだが、何やら人手が足りないらしい。
戦力多くするのもいいけど、脳筋だけじゃ仕事は捗らないと(はやて)に言ってやりたい。

「っと、これで終了。慎吾、微調整ヨロ」

私は調整していたデバイスを慎吾に渡し、椅子に座ってぐるぐると回る。
あー、なんか気持ち悪いー。
すぐ横でならやるなよとかいう声が聞こえた気がしなくもないけど気にしなーい。
あ、こっ
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ