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僥倖か運命か
第七章
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いかどうかなんて誰にもわからないよ。俺達は神様じゃないんだからな。ただこれだけは言えるな」
「何だ?」
 記者達は次の言葉に耳を傾けた。
「西本さんはこれだ」
 その記者は首を自分の左手でサッと切った。それを見て記者達は真摯な顔で頷いた。ワンマンで知られる永田だ。一度決めたら覆らない。それは皆よく知っていた。
 後永田がこの世を去った時であった。西本はこう言った。
「あの時はお互い若かった」
 それを聞いて冥土へ旅立つ彼はどう思ったであろうか。


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