第1部 SAO
9話 心の温度 タクヤサイド
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「アイリ!」
現在アイリは血盟騎士団のメンバーになっている
「どうしたんですか?こんな所で.....」
「アイリ!お願いがあるの!」
「はい?」
「どうやったら、好きな人を振り向かせられる?」
「副団長......好きな人いたんですか!?」
「う、うん」
「最近できたらしい......誰にも言うなよ?アスナファンが恐ろしいからな」
「はい!ちなみに誰なんですか?」
「難攻不落の鈍感男だ」
「え〜!?大変ですね.......副団長に見向きもしない人がいるなんて......
ん?どうしたの?タクヤ?」
どうやら、僕は引きつった笑いをしてたらしい........
「みんな.....本人が聞いたら泣くよ......」
「泣いたあいつ......見てみたいな.....」
「確かに.......泣いたとこ見た事無いもん」
「そもそも、泣いた事あまりないですからね......」
「タクヤもソウさんも知ってるの?」
「ああ.....」
「それ以外にはどんな人ですか?」
「私より強いよ......1分も持たないし......」
「ポーカーフェイスだよな」
「勘は鋭いよね」
「タクヤ......さっきといってる事違う!」
「う〜ん.....なんていったらいいかな.....」
「他人のことは鋭いのに自分のことは鈍い奴だな」
「そんな人いるんだ......副団長より強い人なんているんですか!?」
「<<閃光>>様だもんな......」
「とにかく、名前出してください!」
「二つ名で分かる?」
「というより、名前言いたくないじゃないか?」
「そうよ」
「はっきり言った.....」
「はい!二つ名で分かると思います」
「じゃあ、言うわ。タクヤ君!」
「僕が言うんですか?」
「ええ」
「分かりましたよ......だからそれ、戻してください!」
アスナさんはレイピアを僕の喉に突きつけていた
アスナさんがレイピアを戻すと、僕は話し始める
「かの、<<黒の剣士>>ですよ」
「......え〜!?あんな不良ですか!?」
「不良扱いしないであげてください......兄さんがかわいそうです」
「兄さん?え!?タクヤのお兄さんなの!?」
「うん.....兄さんはのんきな人なだけです」
「だが、キリトはスイッチが入ると人が変わるからな.....」
「う〜ん......タクヤのお兄さんなら、タクヤに聞いたほうがいい気が....」
「僕でも、ときどき兄さんの事が分からなくなります」
「そうなの......じゃあ......」
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