第六十話〜終幕〜
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……絶対に戻ってくる?」
「うん。約束する。必ず戻って――――って言うから」
その言葉がヴィヴィオの聞いた最後の言葉であった。
アースラ・医務室
はやて、なのは、シャマルの3人は自分達の理解できないところで事態が進展し、目まぐるしく目の前で結果だけ見せられると言う光景を見せられていた。
客観的に事実だけを言えば、まずライがデバイスを起動させヴィヴィオの額に触れる。そしてその後、何かを探るようにライが目を瞑り数分が経つとヴィヴィオの苦しみが和らげられたのか、彼女の様子が大人しくなりそれに反比例するようにライの表情が苦しみに染められていく。さらに数分後、彼女の胸からレリックが排出されヴィヴィオの姿が元に戻る。
これらの一連の出来事を呆然と見ていることしかできなかった3人。何とか事態を受け入れることができた3人はまず、排出されたレリックを封印することであった。
そして、事態が本当に終息したのか確かめるためにはやてがライの肩に手を置いた瞬間、何の抵抗もなく彼は床に倒れ込んだ。
「「「え?」」」
疑問の声は同時に出た。
だが、複数の疑問はあっても事実は1つしかない。ライが昏倒したそれだけである。
慌てた3人の声が医務室に響いた。
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