暁 〜小説投稿サイト〜
アイドルマスター 〜世界を渡る少女〜
スタートに立つためには
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てるっしょー?レナっちもイケイケだけどね」

事務所に写真が届き、みんなでワイワイと話している。社長の友人でよく事務所に来る善澤さんも褒めてくれた。・・・そんな中、私は自分の写真を持ってソファーに寝っ転がる。

「・・・これが、今の私か」


笑顔でVサインをする私の姿。・・・数年前であり得なかった姿。・・・私は、これからどうなるんだろう。昨日までどうしてたんだろう。ふとそんな考えに至ったが・・・笑って首を振る。

ED『ポジティブ!』


「“悩んでも仕方ない・・・ま、そんな時もあるさ、明日は違うさ”・・・か」

でも・・・私は・・・仮面をつけていた。今の私じゃない、もう一人の私・・・私はふと、“この世界に来る前”の私を思い出していた・・・


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