スタートに立つためには
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「あれぇ?私のカーラーどこぉ?」
春香ちゃんが外で何かを探してるみたいだけど・・・
「そして服も豪華に!」
「うっうー!お姫様みたいですー!」
「レナっち、こういう服嫌いじゃないっけ?」
「今回は耐えるよ・・・!色気欲しいもん・・・!」
「そしてチラリズム!さぁやよい、思いっきりやりなさい!」
「う、うん!」
ハサミでチョキチョキ切っていく。・・・そんなことを繰り返し・・・
「お待たせしましたぁ!」
そんな感じでポーズをバシッと決めたのだが・・・
「・・・」
周りの空気が凍えたのが分かる。正直私も・・・途中から“間違ってないかな”とは思ってました、はい。
「あらん?刺激が強すぎたかしら?」
「うーん、兄ちゃんたちの気持ちも分かるよぉ」
「・・・お前たち、何考えてるんだ?」
『え?』
「早く着替えてこい、遊んでるんじゃないんだぞ?」
「ん・・・あ・・・な・・・ちょっとぉ!何か問題ある、ひゃあっ!?」
「「いおりん!?」」
伊織ちゃんがドレスを自ら踏んでしまい、バランスを崩す。更に亜美真美ちゃんの胸から溢れたボールが足元に散らばり・・・
ぐにゅ
「ひゃっ!?」
「わぁぁ!?」
私とやよいちゃんはそれを踏んでバランスが崩れ、私は背中から・・・転ん・・・
「(・・・でたまるかぁっ!!)」
思いっきり体を逸らし、両手を地面につける。そのままの勢いで一回・・・転・・・!?
「(あれっ!?)」
着ていたドレスのせいでバランスが安定せず、変な勢いがついて・・・
ガッチャーーン!!
「にゃああああ!?」
・・・伊織ちゃんが持ってきた衣装の束に突っ込んだ。
「やよい、玲奈、大丈夫か?」
「真っ暗です〜〜・・・!」
「きゅうう・・・」
ダンボールに填まって顔に熊の着ぐるみがついたやよいちゃんと目を回す私がそこにいました〜〜〜〜〜〜〜〜
・・・さて、反省会です。プロデューサーにも事情を話し、個性について一緒に考えることになりました。
「あれ?みんなどうかしたの?」
・・・と、そこにお洒落な服を着た美希ちゃんがやって来た。美希ちゃんのセンスは“今時の女の子”って感じがします。
「なんか凄い服だね〜。ねぇデコちゃん」
「デコちゃん言うなっ!」
「デコちゃんその服で取るの?ミキね、それぜーんぜん似
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