スタートに立つためには
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スリッパが飛んできて顔面に当たる。
「誰がツンデレよ!」
「伊織ちゃん・・・アイドルの顔は狙っちゃダメだよ・・・」
「ま、とにかく当日を楽しみにしてなさい。にひひっ♪」
「?」
数日後・・・
「うわぁ・・・」
「い、伊織?」
「なによ?」
「何事だ、これは・・・?」
「見れば解るでしょ?」
なんか・・・映画とかの貴婦人みたいな服が沢山・・・あれ?
「い、伊織ちゃん?これ・・・」
「さぁ?どっかの遊園地のマスコットらしいわ。ボン太君だとかミッ・・・」
「それ以上言ったら夢の国にご招待されるからやめようね」
夢の国ってどこだよって話だよね。
「うわぁ、すごい!
着替え終わったのはあずささんだ。薄紫色のドレスを着て・・・何と言うか、色気たっぷりだった。
「綺麗だなぁ・・・それに比べて・・・」
なんと私の子供っぽさ。お世辞にもナイスボディと言えないスタイル・・・
「・・・伊織ちゃん!」
「な、なによ?」
「私も仲間に入れて!私も個性が欲しいよぅ!」
「玲奈・・・えぇ!やよい!亜美!真美!私たちに足りない物がわかったわ!それは・・・大人の色気よ!」
「ポンキュッポンって奴だよね!」
「「ポンキュッポン?」」
私とやよいちゃんが首を傾げると・・・
「ポン!」
っと胸の前で手を開き、
「キュッ!」
手を腰に滑らせて・・・
「ポォン!」
・・・最後にお尻を突き出した。
「「だよ、やよいっち、レナっち」」
「う、うん・・・?そうだね・・・」
「貴音ちゃんみたいな感じ・・・ってことなのかな」
「とにかく!あずさに負けないように私たちだってやるわよ!」
「オッケー!」
私たちは手を合わせる。
「カモーン・・・」
『フェロモーン!』
挿入歌『私はアイドルイ』
「いい?まずはこのキラキラメイクから行くわよ」
「ま、眩しいよぉ」
「伊織ちゃんのオデコみたいったぁ!?」
スパァン!
「アンタは一言余計なのよ!・・・まずアンタで試してやるわ!」
「うぇ!?ちょ・・・にゃあああ!?」
「ごめん、ちょっとそこにボクの青いブラ・・・シが・・・」
真ちゃんと雪歩ちゃんが来た・・・と思ったら扉を閉められた。・・・見捨てられた・・・
「お次はバストアップだね!」
「・・・パットじゃなくてボール?これ」
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