スーパーロボット大戦OG外伝
0546話
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ロウニングについての説明はしていたか? まぁ、してないなら恐らく後でその辺もエクセレン辺りには話すだろう。
「ちなみに、アクセルの恋人でもあるからよろしくね」
そう言いつつ、左手の薬指を見せるレモン。当然その薬指には時の指輪が嵌っている。
「いや、別にそれは関係無いだろ」
「あらあら。アクセルの場合は無意識に女を堕として来るんだから、前もって宣言しておく事は必要でしょう?」
思わず出た俺の言葉に、レモンが艶然と微笑んでそう答える。
何故かイルムの視線が若干柔らかくなったように感じつつも、思わず溜息を吐く。だがレモンは笑みを浮かべてそれを黙殺するのだった。
「なら次は私の番だな。私はコーネリア・リ・ブリタニア。シャドウミラーの実働班で指揮官を務めている」
「……妙に大仰な名前だが、どこかのお偉いさんか?」
コーネリアの名前を聞いたキョウスケが思わず呟き、視線をラミアへと向ける。だが、ラミアはその視線に無言で首を振る。それはそうだろう。コーネリアがシャドウミラーに入ったのは、OGs世界でインスペクター事件が終わった後なのだから。
「ちなみに私もレモン同様にアクセルの恋人をしているので、その辺はよろしく頼む」
レモン同様に左手の薬指に嵌っている時の指輪を見せつけるコーネリア。
……イルムを含めて向こうの連中の視線が若干強くなったような気がする。
いや、もう何を言ってもしょうがない。
次に口を開いたのはマリューだった。
「皆さんとは通信で少し話しましたね。現在シャドウミラーの旗艦であるシロガネの艦長をしているマリュー・ラミアスといいます」
優しそうな笑みを浮かべながら小さく頭を下げるマリュー。
「……もしかして、あんたも?」
そんな、どこか達観したかのようなイルムの問いに何を聞かれているのか分かったのだろう。他の2人と同様に笑みを浮かべつつも、無言で左手の薬指を皆へと見せる。
「アクセル、俺は今程お前を憎く、妬ましく、羨ましく思った事は無い。出来ることならグルンガストでお前さんにファイナルビームを出したまま抱き付きたくなるくらいにはな!」
まるで血を吐くかのような叫びを上げるイルム。……お前にはリン・マオがいるだろうに。そんな風に思いつつもスルーして、次の人物へと視線を向ける。
「エキドナ・イーサッキだ。実働班のパイロットを始めとして、色々と細かい作業を任されている。ラミア・ラヴレスの同類と思ってくれても構わん」
「W……いや、エキドナ」
「……ラミア・ラヴレス。ソーディアン攻略作戦が終わるまでの短い間だが、よろしく頼む」
「ああ、もちろん」
ラミアにしろ、エキドナにしろ、お互いがお互いに色々と思うものがあるのだろう。特にエキドナ
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