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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第299話】
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他所に、間延びした声が――。
「えへへー。 ここ、いいかな〜?」
「ん? 構わないぞのほほんさん。 ……てか生徒会の仕事しなくていいの?」
やって来たのほほんさんは、お茶漬けを持ってきて空いていた席に座ると――。
「書類がちょお溜まってるんだけど〜、私がいると仕事が増えるからね〜。 だから邪魔にならないように今は夕食食べに来たのだよ〜」
そう言って箸を手に取る――何やらお茶漬けの上には鮭の切り身がこれでもかという具合に主張するようにてっぺんに乗っていた。
「えへへ、お茶漬けは番茶派? 緑茶派? 思いきって紅茶派? 私はウーロン茶派〜」
そんな楽しげな声と共に、箸でどんぶりをかき混ぜていく。
徐々に、徐々に混沌化していくそれにのほほんさんは――。
「なんとこれに〜」
「……何だ?」
「卵を入れます」
そう言って卵をどんぶりの縁で割り、混ぜられたお茶漬けの上にかけられた。
「ぐりぐりぐ〜り〜」
楽しそうにそれを混ぜると、更に粘りけを増してのほほんさんは幸せそうな表情を浮かべて、顔を緩ませた。
因みに、今これを平気で見てるのは俺だけで、女子一同はその混沌さに目を背けていた。
「食べまーす。 じゅるじゅるじゅる……」
そんな音をたてつつ食べるのほほんさん。
流石にその音は耳障りなので――。
「のほほんさん、出来ればあまり音を立てずに食べてくれないか?」
「えー。 むりっぽ〜。 ずぞぞっていくのが通なんだよひーくん〜」
何処のソバだよと心で突っ込みつつも、流石にのほほんさんも周りの子の様子がおかしいのに気付き――。
「……出来るだけ小さな音で食べます〜。 ちゅるちゅる……」
空気を察したのか、少し静かに食べるのほほんさん。
……幸せそうな表情はそのまま、見てると此方までほっこりしてくる気分だ。
腕を上に伸ばしすと俺は――。
「ん〜ッ! 流石に毎日寝袋だと全身が凝る感じだ……。 早くベッドで安らかに寝たいものだぜ……」
首を捻ると、コキッ、コキッと音が鳴る。
またお茶を一口飲むと、セシリアが――。
「コホン。 ……ヒルトさん?」
「ん? ……どうしたセシリア?」
何やら軽く咳払いしたセシリア、食べていたカルボナーラをフォークで弄びながら――。
「よ、良ければわたくしの部屋にいらしても構いませんわよ? わ、わたくしのベッドならヒルトさんものびのびと身体を休める事も可能ですから」
そうセシリアは言うのだが、それはそれで別の意味で眠れないし、まずルームメイトの子
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