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チートな転生者の奏でる『俺の転生物語』原作どこいった!?
『孤独な少女との出逢い』
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これが俺の切り札『神速』だ!」

たしか一時的に人間の身体のリミッターを外して体感速度と身体の速度を上げる技だったかな?

確かに普通の人間の動態視力では見えないほどの速さだが……、

相手が悪かった!

「なかなかだが 俺には見える!!」

神により創られたこの異常なまでに強化されたこの身体の動体視力なら見えるんだよ!

俺は鉄甲作用を付加した木刀を恭也に向かって投げる、

ー投ー

投げられた木刀を恭也は2本の木刀で受けるが衝撃に負け2本の内の1本を弾かれさらに体勢を崩す。

「なっ!?」

そこへ間髪いれず、

「『魔神拳』!!」

拳から衝撃波を出し強引に恭也を怯ませ、

「ぐはっ!」

「まだまだ逝くぞ!!『殺劇舞荒拳』」

ー撃、拳拳蹴拳、蹴蹴拳蹴ー

高速での乱舞をお見舞いし、

「これでトドメだあー!!」

トドメの一撃で壁へと吹っ飛ばす!

「ウボァァァッ!!」

どこぞの皇帝のような叫びをあげながらぶっ飛ぶ恭也。

「少しは反省しろこのシスコン」

一応打ち身と打撲で済むように手加減はしたからね。

「…………」

「返事がないただシスコンのようだ」

などと某竜の探求風のボケをかます零。

「え? 今なにがあったの?」

あまりにも高速の乱舞だったせいか何が起こったのかを理解出来ないなのは。

「ただ 殴りまくっただけさ ほっとけば目を覚ますよ」

「本当!?」

一応加減はしたしね。

「もちろんさ」

「よかったの……」

自分を恐がらせていたとはいえ兄である恭也の状態に安心するなのは。

うん……ほんとに優しい子だな。

「さて 時間も時間だし そろそろ桃子さんに挨拶してから帰るよ」

「えっ! 零お兄ちゃん 帰っちゃうの!?」

「まぁ 俺の帰りを待ってるやつがいるからね」

「わかったの……」

しょんぼりとして頷くなのは。

「良い子だ」

俺はなのはの頭を撫でる。

「ふにゃ〜」

そして恭也はそのままにして俺は桃子さんに挨拶をしに行く。

「とりあえず今日はおいとまさせてもらいます」

「あれ? 恭也は?」

「道場で寝ているはずですよ」

「アナタ強いのね……」

「まぁ それなりには」

「そう……」

「じゃあね なのはちゃんまた明日」

「うんっ!」

俺は帰路につく。

ちなみに恭也はというと……。

「う……ん……」

残念ながら妹にも忘れられているようです。

そして俺が帰路についている途中で千歳から念話がくる……。

『零様 マンションの契約などは全て完了しました』

『そうか
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