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チートな転生者の奏でる『俺の転生物語』原作どこいった!?
『孤独な少女との出逢い』
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、幼いなのはちゃんを恐がらせているのはいかがかと?」

まぁ 家族の事を大事に思っているのはわかるんだけどね〜。

「お前に何がわかる!?」

怒りにまかせて俺を怒鳴る恭也。

「兄の役目は弟や妹を守る事でしょう? その兄である貴方が妹であるなのはちゃんを恐がらせてどうするんですか?」

そんな恭也に俺は追い討ちをかける。

「キサマー!!」

激昂した恭也だが、

「やめなさい!!」

それを桃子さんが止める。

「チッ! ならばお前になのはが護れるとでも言うのか!?」

そう叫ぶ恭也に、

「少なくとも己自身を見失って幼い少女を泣かしている今の貴方よりは自信がありますよ」

俺はそういい放つ。

「なら俺に証明して見せろ! 道場で待っている!」

そういって先に行く恭也。

「恭也!!」

桃子さんが止めるのもきかずさっさと行ってしまう恭也。

「やっぱこうなったか……」

俺ってやっぱこういう所はガキのまんまだな。

売り言葉に買い言葉というか相手の状態を分かってなおケンカ売っちまうとか……。

「零お兄ちゃん……」

心配そうに俺を見つめるなのは。

「大丈夫」

そう言ってなのはの頭を撫でる。

「ところで道場はどこですか?」

「なのはが案内するの!」

「よろしくね」

俺はなのはに案内され道場へと向かう。

道場に着くと、

「………」

身体から殺気を出し憤怒の表情をした恭也がいた。

「逃げずに来た事は誉めてやる」


どこぞの三下のようなセリフをはく恭也。

「勝てる戦いから逃げるバカはなかなかいないでしょう」

それに対し挑発する俺。

「減らず口を!!」

「では 始めましょうか?」

「お前の得物はなんだ!?」

「では この木刀を使わせてもらうとしましょうか」

俺は近くにあった木刀を使う。

「そんな付け焼き刃で俺に勝てると思うな!!」

「御託はいいからさっさと掛かってきたらどうですか?」

「ぬかせ!!」

恭也は短い木刀を二本使い俺へと切り掛かるが、

「………」

俺はひらりとかわす。

「なっ!?」

かわした後も攻めてくるが。

「遅い遅い」

この程度の速さなら今の身体の身体能力だけで避けれるんだよね……。

まさにチート万歳。

「スロー過ぎてあくびが出る」

ケン○ロウの真似をしてなおも挑発する俺。

「クソッ!」

「それで終わりですか?」

「確かにお前は強い……それは認めよう……だから俺も本気を出させてもらう!」

突然恭也の速さが上がる、

「速さが上がった?」


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