第一章 ジュエルシードを巡って 〜海鳴 P・T事件〜
第三話 失敗は成功の元ってよく言う
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あの初陣から数日が経ち、なかなかジュエルシードとやらも集まってきたな
そうそう、なんでも俺には稀少技能というのがあるらしく、いまはそれを伸ばす訓練中である
時刻は午前五時、こう公園でなのはとユーノとだ。
「っ........」
やっているのは魔力を固めているだけに見えるかもしれない
〈よし、OKだ。もうばらしていいぞ〉
そう言われ、俺は手の上で保持していた魔力を霧散させる
やっていたのは過剰圧縮。本来魔力は運用する時に不純物を少なからず含むものだが、これはその不純物をなくし、純粋な魔力だけにする技術だ
「それにしても、やっぱり精密な魔力コントロールはできるみたいだけど、魔力運用効率が悪いね。一回の魔法行使に使う魔力が多すぎる。まあそれでも息切れ起こさないのが凄いんだけど」
とはユーノの談
なんでもおれはなのはと同じ事をしようとしたら1.5倍の魔力は必要らしい。面倒なのでもう少し魔力足して威力上げてるけど
どうやら俺の魔力は使う量が増えれば増えるほど安定するらしい
そう、もう二つほど俺には稀少技能があるらしい
一つは魔力変換素質「氷結」
もう一つは多重並列処理
前者はその名の通り。後者は、まあいずれ説明を
あと、アルティメイタムはなんか戦闘中か否かで性格が変わるらしいよ?
時間が6時30分を回ったところで
「なのはー。そろそろ時間だぜ?」
「あっ、もうそんな時間!?わかったのー」
俺たちは家に帰ってから飯を食い、学校へと向かった
私立聖祥大学付属小学校
そこが俺たちが通っている学校だ。割といいとこだったりする。
こんなところに通わせてもらえるなんて凄いよな
まあ、俺が持っている知識は一応高校センターレベルはあるらしいのだが
なのはと話しながら歩いていたらもうすぐ教室だな
ガラガラ
という音と共にドアを開けると、何やら奥から飛翔物が!
同じクラスの男子生徒の上履きであるということを認識するのと同時にしゃがんで避けた
後ろでパリーンっという音が聞こえ、何やら怒号が聞こえてくるが気にしない
男子生徒一人が先生に連れ去られて行く中、俺は他の男子達と挨拶をして会話に混ざる
え?俺がいじめられているんじゃないかって?
あれは朝の恒例行事で、何日間よけ続けられるかという賭をやっている。
始まったのは俺がこの学校に来てから
ちなみに今日までよけ続けられたのは俺だけだったりする
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