神々の古代兵器
第一話
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りも高威力を出せるようになっている。
「木原くんは学園都市外に出るのは久し振りということなのでみなさんで支えてあげてください。」
「「「は〜い。」」」
「それじゃあ木原くん。よろしくお願いしますね。」
「あっ。はい。こちらこそよろしくお願いします。」
僕は席の前でお辞儀をした。
「なんだかいやな生活が始まる気がするよ。」
「あの〜。声に出てますよ〜。」
「あっ。すいません。ありがとうございます。」
これからやっていける気がしないよ。
まあとにかく姫柊雪菜さんとの約束通りちょっと付き合ってあげますか。
「それでなんなんですか?」
僕は中等部の屋上に来ていた。
そこにはもちろん姫柊雪菜さんもいる。
まぁ、僕一人でいたらおかしいもんね。
「あなたはいったい何者なんですか?」
やっぱり。
自分で調べて〜。
と言いたいところだけどこれを言うとめんどくさくなりそうだから仕方がない。
「僕は国際科学安全委員会所属の攻魔師兼武器開発部の木原歩です。」
「武器開発部?聞いたことのない名前ですね。」
「あれ〜。僕はあなたたちの武器開発に協力していたのですよ。例えば七式突撃降魔機槍の制作とか。」
「なっ!」
驚くのも無理はないかな。
僕たちもやろうと思ってやったわけではないけどね。
「と言うわけで獅子王機関から依頼があったのだが作ってみる気はないか?」
「獅子王機関の武器をですか?自分から進んでやりたくはないのですけど。」
なぜあんな機関の手伝いをしないといけないのやら。
武器を作りたいなら自分達で作ればいいのに。
「それはそうかもしれない。でも私たちは国際科学安全委員会と名乗り出てしまっている以上はことわれなくてね。」
国際機関でもやりたくないことはある。
たとえば好きでもない機関の手伝いとか、辺境への科学技術発展のお手伝いとか。
「報酬は弾むそうだが。」
「 是非ともいかせてもらいます。」
お金がもらえるのなら話は別だよ。
でもどおして僕たちに依頼なんてしたのかな?
獅子王機関と僕たちは仲が悪かったはずなんだけどな。
「ちなみに獅子王機関の依頼を受けてくれたのなら私からもお願いがある。」
「うん?」
「君が作った武器を一つだけでいいから持って帰ってきてほしい。」
それはやろうと思えばできるけど、やっていいのかな?
「ねぇ。もし隠し持っていこうとした場合。見つかった時に起きる責任はどおなるんですか?」
「それは君もちになるだろう。だが君ならそんなヘマはしないだろう。」
なんでだろう。
こんなときに限って統括理事長の話に説得力があるのかな?
しかたがない。
やってやろう。
「わかりました。木原歩。これより獅子王機関の武器開発協力の任につ
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