第百二話
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第百二話 野菜選び
華奈子と美奈子は八百屋に着いた、そして早速だった。
人参と玉葱、ジャガイモを選んだ。そのどれもがだった。
「いいわね」
「そうね、どのお野菜もね」
「新鮮でね」
「大きいわ」
しかも安かった。
「これならね」
「いいお野菜選べるから」
「しかもね」
ここでだ、美奈子はトマトも見て言った。
「これも買わない?」
「トマトも?」
「そう、カレーの中には入れないけれど」
「それでも買うの?」
「カレーとサラダの組み合わせ美味しいから」
だからだというのだ。
「予算もあるし」
「それでなのね」
「そう、トマトとね」
それとだった。
「レタスとセロリ、それにアスパラガスも」
「いい感じね」
「カレーとサラダでお野菜は完璧でしょ」
「やっぱりお野菜食べないとね」
野菜の大事さは華奈子もよくわかっている、身体の為にはやはり野菜か果物を食べないとならないのだ。
「だからなのね」
「そうよ、これでいいわよね」
「ええ、それじゃあね」
華奈子も頷いてだ、サラダの野菜も買うことになった。どの野菜も新鮮で買う分には何の不足もなかった。
そしてだ、野菜を買っている中で。華奈子は林檎を見て美奈子に言った。
「林檎も買わない?」
「それも?」
「そう、サラダに入れるなりカレーの隠し味に入れるなり」
そうして使おうかというのだ。
「そうしたらどうかしら」
「いいわね、それも」
美奈子は華奈子の提案に同意して頷いた。
「それじゃあね」
「林檎もね」
「カレーに入れる時はすってよね」
「そうして入れようね」
こうして林檎も買うことになった、そしてだった。
二人は八百屋で全て買うものを買ってだ、いよいよだった。
「じゃあメインのね」
「ええ、シーフードを買いに行きましょう」
美奈子が華奈子に応えた。
「今からね」46
「そうね、それじゃあ今からね」
「メイン選びよ」
こう二人で陽気に話してだった、そのうえで。
今度は魚屋に向かう二人だった、シーフードカレーの命を買う為に。
第百二話 完
2014・1・24
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