暁 〜小説投稿サイト〜
緋弾のアリアGS Genius Scientist
イ・ウー編
武偵殺し
14弾 爆弾の使い方
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アリアからの電話の後。
俺は
装備科
(
アムド
)
棟の
研究所
(
ラボ
)
に来ていた。
特に何か用があるわけではなかったが、なんとなく来た方がいいという予感がしたのだ。
ドアを開けて中に入ると、
文
(
あや
)
がなにやら唸っていた。珍しいな。文がここにいることもそうだが、何よりあの文が唸ってるなんて。
「どうしたんだ文?腹でも減ったのか?」
「あ、ミズキ君!こんばんはなのだ!そしてあややは別にお腹は減ってないのだ!」
「そうなのか?じゃあまさか減ったのは……胸か!?」
みんなのアイドル(笑)のあややの胸が減っただと!?これは一大事だ!国をあげて解決にあたらねば!
「違うのだ!あややの胸は減ってないのだ!」
「ああ。減るほどなかったか、そう言えば」
「ミズキ君!」
文に怒られた。全然怖くない。むしろ可愛い。
「ごめんごめん。文を見るとついからかいたくなってさ」
「むー。ミズキ君のそういうところはあやや、キライなのだ!」
「悪かったって。で、結局なんで唸ってたんだ?」
「実は……かくかくしかじかなのだ」
「まるまるうしうし……ほうほう。それは大変だな……って、こんなんでわかるか!」
それが通じるのは2Dの世界だけだっての。
「さっきの仕返しなのだ!」
「話してくれないならもう帰るが?」
「あややが悪かったですなのだ」
うむ。素直に謝るのならよろしい。
「それじゃあ話すけど……実は、理子ちゃんからもらった爆弾の使い道に困ってるのだ……」
「理子からもらった爆弾?……ああ、あれか」
チャリジャックの時の。
「あれの使い道に困ってるって、文なら色んなもんに使えんだろ。商品として売り出したり、新商品の開発に使ったり」
「あれは威力が高すぎて売れないのだ。爆薬を調整すれば何とかなるかもしれないけど、それじゃあの爆弾の最高の性能が発揮できないのだ。そして同じ理由で材料に使うのも却下なのだ」
「なるほど……」
これは難しい問題だな。爆弾の最高の性能を発揮したままで使用するとなると……
「あ!そういえば!」
俺はあることを思い付いたので、急いで自分の薬品棚を漁る。
ほどなくして探し物は見つかった。
「あった。これこれ」
「何があったのだ?」
文が近くに来て俺の手元にあるものを覗いてくる。
「これは……」
「俺が開発中の薬品?のようなものだ。なあ文、これを使って作ってほしいものがあるんだが」
「ふむふむ。聞かせてほしいのだ」
数分後。
「わかったのだ!できるかどうかは怪しいけど、他ならぬミズキ君の頼みなのだ!やらせてもらうのだ!」
「
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