希望のギルド
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はなかった。
「シャルル!アラン君!ココロちゃん!私達もあそこに行こう!」
「当然!」
「ヴィーテルシアさん、お願いします!」
「任せておけ!落ちるなよ!」
シャルルに抱えられたウェンディ、ヴィーテルシアに跨るアランとココロは空からニルヴァーナへと向かっていく。
「掴まってくださいデス!」
「ウム!」
「よっしゃーっ!本当に面白れぇのはこっからだコノヤロー!」
ジュラとホットアイ、そしてはしゃぐアルカはナツ達同様にニルヴァーナの足の1本に掴まって向かっていく。
善と悪を入れ替える超反転魔法ニルヴァーナという危険な魔法が復活したにも拘らず、連合軍誰1人として諦めていないその姿に、ジェラールは信じられないものを見るように目を見開いた。
「私達は決して諦めない」
足を登るナツ達に目を向けたエルザが口を開く。
「希望は常に繋がっている」
その言葉は正しい。その事実は誰にも否定出来ない。
何故なら――――――
「これを伝って本体に殴り込みだー!」
「よーし!行っくぞぉ!」
「てか、何でお前ら3人ペアルック?」
「知らないわよっ!」
「3人でもペアでいいのかしら?」
―――――目の前に広がる光景が、それを示しているから。
「生きてこの先の未来を確かめろ。ジェラール」
エルザの言葉は、確かにジェラールへと届いている。
耳に響く言葉に、ジェラールの体は自然と小刻みに震えていた。
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