旧校舎のディアボロス
グリードとヤミーと紅の少女
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が一人いた。
「へぇ〜。まさか君が失敗するとはね。」
「っ!…カザリ!」
そこに現れたのは黄色の服を着てキャップをかぶった少年だった…いや彼は擬態を解いていき本来の姿に戻っていった。ライオンのようなたてがみにトラのような鋭い爪のある…下半身はなぜかミイラのような状態で黒を基調とした猫科の動物を彷彿させる体にすっかり暗くなった公園で彼の赤い目が光っていた。
「あいつのせいよ…!あの二人のせいで計画が台無しよ!いますぐ追うわ!見つけて今度こそ殺す!!」
「待ってよ、言ったでしょ。僕も協力するって。それに僕もかれらに興味が出てきたしね。」
「…興味?」
「君を倒した人間……ただの人間じゃない。傍に居た奴は、確かアンクだった…とすると彼が…まぁそれより…
その瞬間、彼から放たれるプレッシャーが跳ね上がった。
彼は…僕のトラのコアを持っていた!!かならず手に入れる!!」
そういうと彼はレイナーレの方に目を向けた。その手には銀色のメダルが…
「…カザリ。な、何をする気?」
「お前の欲…解放しろ」
彼はそのメダルを彼女に投げつけた。
「おい、エイジ!あれはなんなんだ!?教えてくれ!!」
俺はあの後、エイジとアンクに助けられて公園からかなりの距離を離れることができた。落ち着いた所で俺はエイジに問いただした。…何なんだよ!夕麻ちゃんが…俺を殺そうとしたんだぞ!!デートしてる間、あんなに楽しそうにしてたのに…。
「…ごめん。俺も、よくわかって無くって…そうだ!アンク!説明してくれよ!あの姿の事を」
エイジもあの姿のこと理解できてなかったのか…じゃあアンクはなんで…
「アンク!俺からも頼むよ!教えてくr「静かにしろ!何か来る!」えっ?」
アンクがいきなり叫ぶと足音が聞こえてきた。
隠れながらその音の方を見るとそこに居たのは…
「…夕麻ちゃん?」
「…計画を…成功させる」
彼女はこうつぶやくだけだった。
さっきまでおれを殺そうとしてた夕麻ちゃんだった…。
しかしその目は明らかにおかしかった。
「っち!あいつ…カザリにヤミーの親にされてやがる。エイジ!」
アンクはそう言いながらエイジにさっきのようにメダルを渡した。しかし、渡したメダルがさっきと違っていた。
「あれ?さっきと違うけどいいの?」
「あぁこんなところであんなのは使えないからな。いいか!エイジ一撃でとめろ。ヤミ―の親になってる以上今のあいつにためらいがねぇ!!」
「なんだかよくわかんないけど…」
エイジはメダルを差し込みメダルをスキャンした。
♪〜♪〜♪
タカ・カマキリ・バッタ!
エイジはさっ
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