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亡命編 銀河英雄伝説〜新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)
第百六話 掣肘
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「それと今後は直接連絡を取るのはお止め下さい。軍を混乱させるだけです。宜しいですな、皆さん」
トリューニヒトの呼び掛けに皆が頷いた。

これでサンフォードの動きは封じることが出来た。ボルテックもサンフォードは役に立たないと理解するだろう。奴がトリューニヒトに接触を図るのも間近の筈だ。その前に多数派工作をしないと……、来年こそは和平を実現するのだから……。






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