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とある委員会の委員長 番外編〜STB編〜
聖遺物のための愚行
第四話
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覗いてチェックしているからです。
「しず姉。本当に今日、襲撃されるの?」
「たぶんね。」
オイスタッハ師匠のやるべきことのやる早さは尋常ではない。
私の予想を遥かに上回ることが多い。
「でも異常なんて・・・えっ?」
「どおしたの?」
「来たよ。いま特区警備隊(アイランドガード)と戦闘中。このペースだと10分後には目的の部屋に到着すると予定出来るます。」
ついに来た。
待ってましたよオイスタッハ師匠。
「歩。行くよ。」
「はい。」


「ここまで簡単に入ることが出来るとは少々つまらないですね。」
そうですか。
「それなら相手してもらいましょうか!!!」
私がリジルをオイスタッハ師匠に向かっておもいっきり振りかざした。
それに反応したオイスタッハ師匠も斧で私の攻撃を防いでいた。
「待っていましたよ。こうも簡単にいくと張り合いがなくてつまらなかったのですよ。」
「安心してください。私がオイスタッハ師匠の進行をここで止めてみませますから。」
私とオイスタッハ師匠はお互いに全力で戦っている。
それは今までんl私の経験上初とも言えるほど勝負です。
「やはり単剣なら私に引けをとりませんか。さすが我が弟子です。」
「お褒めに頂き恐縮です。ですが今日は勝たせていただきます。」
「そうはさせませんよ。」
能力に頼らないリジル一本での戦い。
私もこんな戦い方は実戦で初めてです。
それにしても強い。
オイスタッハ師匠の強さをここまで感じたのは初めてです。
「オイスタッハ師匠。やはり一対一の戦闘は楽しいと思いませんか?」
「おや。シズクもそう思っていましたか。てっきり戦闘は好まないのかと思っていましたけど。」
「そんなことないですよ。」
私は剣を振りかざしながら告げた。
「それは良かった。戦闘が嫌いなものに無理を強いていると思っていましたから。」
オイスタッハ師匠が振りかざしてきた斧を二度と避け、私も刺すように剣を向けました。
「師匠に似たんですかね。この状況が楽しくて仕方ありません。」
「おやおや、それは危ないですね。」
「そうですね。」
私とオイスタッハ師匠は刃の部分をぶつけ合っていました。
「そろそろなんで終わらせてもらいますよ。」
「それはこっちも同じです。」
私とオイスタッハ師匠は互いに今まで以上の力を出し会いました。
それは私の方が劣っているのは目に見てわかりましたが能力で補おうとは思いませんでした。
「オイスタッハ師匠。見事です。やはり強いですね。」
「シズク。あなたも強くなりました。私に傷を負わせるなど。ですが終わりです。アスタルテ。行きますよ。」
私はアスタルテと戦っていた歩に目を向けた。
やはりだが勝てているはずもなくそこ仰向けになっていた。
「歩。しっかりして。」

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