人間と出会いました
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次に気づいたらバスの中だった どうやらもう俺は陽海学園に向かっているようだった
しばらくバスに乗っていると 別の男子が一人乗ってきた
(うわ 青野月音じゃん! すげえ!本物だ!)
一人で感動していると 運転手さんが俺達に話し掛けてきた
『ヒヒヒ 君達は陽海学園に入学する生徒さんかい?』
『えっ君達はって?』
どうやら月音は俺はがいることに気付いていないようだった
『後ろだ後ろ』
『うわっ!ごめん全然気付かなくて、俺は青野月音っていうんだ』
『俺は城戸真司だ。よかったら友達にならないか?』
『もちろんだよ! こちらこそよろしくね』
早くも友達になると 再び運転手さんが話し掛けてきた
『入学するのは結構だが覚悟しておくことだ。陽海学園は恐ろしい学校だぞ~』
(なぁあああ!)
月音は当然パニックになっていた
『ちょっとちょっと! 運転手さんの言ってること本当だと思う?』
本当だといったらもっとパニックになるだろうな
『そんな事キニスンナ 軽いジョークだろ』
それでも月音は落ち着かないようだった
そして俺達は無事に?陽海学園に着いたのだった
『ヒヒヒ それじゃ気を付けてな?』
『ちょっと待てなんだよここ~~ トンネル入る前とは まるで別世界じゃねえか』
確かに人間界でこんな場所があったら呪われていてもいいところだ
『怖え~まじ怖え~ 帰りたくなってきた』
『意気地無しだな月音は それほどでもないだろ』
『マジで! 趣味変わってない!』
そんな会話をしていると後ろから
『きゃあー どいてー!』
女の子が自転車に乗って突っ込んできた
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