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戦国†恋姫〜黒衣の人間宿神〜
八章
軍議
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いてやった。久々のいい音が評定の間に鳴った。

「全く・・・・一真様にお手を煩わせるとは。田夫野人のガキ共は・・・・」

田夫野人・・・・・礼儀のなってない者の事。ここでは「おいおい、礼儀ぐらいはちゃんと分かっとけよ、全くもう・・・・」という意味。

「ま、まあまあ皆若いですから。しかも一真様もさすがに強さを軽めにしたのですから」

「・・・・??」

「気にするな。続けろ」

「はっ、では・・・・・・」

久遠に促されたエーリカが、気を取り直したように姿勢を正し、言葉を続ける。
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