七章 幕間劇
二条館の朝×恋する想い
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と来たらこの有様だった様子で。しかも聞かれたくない一真の事も、ばっちり聞こえてたようであった。何か言おうとしたが、これ以上言うと墓穴になると姉からの進言で言うのをやめた。それはそうだろう、一真を取り巻く環境を知る一葉にとってその名を聞いた以上、最早何を言っても弁解は出来ない。
「別に久遠や一真に告げ口したりはせぬ。姉を信じよ」
「あぅぅ・・・・」
そう言い残し、一葉は部屋を後にする。残されたのは恥ずかしがっていた双葉だった。
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