七章
鬼退治
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あなた達を派遣したという事ですか?」
「まあ、そういう事にしておきましょう。久遠様と詩乃さんはここを離れずに。沙紀は上空から鬼が来たら知らせて!」
「了解」
私はそれぞれに言って鬼が来るので、それを斬り倒す結衣。結衣のは紅椿だから二刀流だ、それに一応ライフルもあるから大丈夫か。
「眞琴様!」
「ああ!」
「剛の者以外は、この場に近寄らせないように。結衣さんやお市さんの邪魔になります。他の者は周囲の警戒、警護に専念させておいて下さい」
「しかしあれだけの数を二人だけで、どうやって対処するというのだ!?」
「冷静に考えてください。前だけを見たらそうなりますが、背後にも注意が必要です。それに結衣のはただの鎧ではありませんのでね」
「背後って・・・・あ!」
「目立つ動きで視線を固定。その隙に背後を取る。これは兵法の基本ですよ」
「了解した。すぐにそうさせよう。・・・・磯野衆のみ、この場に来させぃ!赤尾、海北の衆は城の防衛に回れ!鬼が背中、脇腹を突いてくるのを、何としても阻止せよと伝えぃ!」
「士分、足軽問わず、槍と弓で武装を。刀で鬼と対峙してはなりません。常に間合いを取り、必ず三人以上で鬼一匹と対峙するよう、心掛けてください」
浅井家足軽達は詩乃の下知で武装をし、鬼と対峙する。さすが詩乃だなと思いましたね。
「・・・・ふむ。桜花と言う者もいいが詩乃もさすがであるぞ」
「一真様は、私がこうやって動く事を望んでいらっしゃいますから。それに応えるのが武士の務め」
「武士の務めだけか?」
「さてさて。どのようなお答えをすればよいか。相手が主様では悩むところでございますね」
「もう答えているようなものだぞ。だが・・・・貴様を一真に預けて正解だった。今後も助けぃ」
とか言いながらも、結衣と市さんは次々と殲滅している。あとは隊長だが、今どの辺りにいるのやら。
『俺だ、聞こえるか桜花』
「はい。そちらはどうですか?」
『こちらに向かってきた鬼は殲滅した。だが、別方面から来てるのもいるみたいだな』
「今結衣と市さんが攻撃をしております。こちらはどうされますか」
『そちらは桜花が俺の代行として指示を飛ばせ。俺はもう少し周りにいる鬼どもを駆逐してくる』
「お気を付けを」
隊長が向かった方向は全て駆逐した。あとは別方向に来る鬼だけ。今いる鬼は次々と堀から登ってきた鬼。兜を被った大きな鬼に桶川胴をつけた鬼が4体か。
「結衣さん、あの兜を被った鬼を倒せますか?」
「任せなさい。では市さんとエーリカさんは雑魚を頼みますよ」
「分かりました。では行きます!」
といって、結衣は瞬時加速を使って大将を二刀流で行ったけど。市さ
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