七章
果し合い
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、その、何と言いますか・・・・私も己の技量を試したく・・・・」
「で、一真と立ち合いたいと?」
「は、はい!」
遠慮がちではあるが、その目はやる気の目だ。
「俺でよければいいだろう。まだ本気のほの字も出していないから」
「・・・・やった。で、では準備をしますので少々お待ちを!」
久遠は、エーリカのテンションを見てどうかしたのか?みたいな事を言っていたから、仕合うのが楽しみなのではとね。それに自分の技量も知りたそうだったし、こちらはやる気満々だが鬼がもうすぐ来る事を予感しながらも待っていた。
「兄様、得物はどうしますか」
「これでいく。なあに刃引きしてあるから大丈夫だ」
「その武器は摩訶不思議だな。籠手になったり、剣になったりと」
「それでは参りとうございます」
「いつでもどうぞ」
「審判は僕が務めます。双方、いざ尋常に勝負!」
ほう・・・・西洋剣か。それに自然と構えているが隙はない。ならば、やりがいがある。さてとここは明鏡止水のようにしていたが、外野も静かとなった。それ程までの緊張感を出しているのか。お、エーリカの剣が光出したな。なら、こっちもやるかと思いこちらの剣に気を流して光出す。
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