暁 〜小説投稿サイト〜
『ポケスペの世界へ』
第十九話
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
り、風も出てきて吹雪と なってホウオウとルギアに直撃をした。

『なッ!?』

 飛行タイプでも二匹は苦しそうである。

「どう? マリルリの”あまごい”で”ふぶ き”はどうかしら?」

 マスク・オブ・アイスの上空にいつの間に か、ピジョットに乗った女性―――冬月榛名がいた。

「だ、誰だあれは?」

「さぁ?」

 ゴールドとクリスは首を傾げている。

「あ、そこの二人は退避してね。今からぶちかますから」

 ハルナはそう言ってデンリュウを出した。

「「ッ!?」」

 マリルリの”あまごい”の効果がまだあると気づいた二人は即座に逃げ、途中でクリスのネイティの両目が光る。

「それじゃあ行くわよッ!! デンリュウ、”かみなり”ッ!!」

バリバリバリバリバリッ!!

 二匹に雷が直撃した。

『ホウオウ、”せいなるほのお”ッ!! ルギア、”エアロブラスト”ッ!!』

 ルギアとホウオウは雷をものともせずに反撃する。

「キャアァァァッ!!」

 ハルナは二匹の攻撃に逃げまくる。

ドカアァァァーンッ!!

 二匹の攻撃は会場を破壊していく。

「二人とも大丈夫ッ!?」

「あの、貴女は?」

「私はフユヅキハルナ。ショウの母親よ」

「は、母親ッ!?」

 ハルナの言葉にゴールドが驚く。

「ショウはジムリーダーと共に隔離されちゃったから私が参戦しているのよ」

『お話は終わったか?』

 二匹が三人に攻撃をしようとした時だった。

バキィッ!!

 急にルギアが弾かれた。

『何ィッ!?』

「やったッ!!」

 クリスが喜ぶ。

「攻撃したそぶりなどなかったというのに……まさか先程光ったネイティの目かッ!?」

「そうよ。ネイティの”みらいよ ち”よッ!!」

「助かるぜクリス(もしかしたら勝てるかもしれねぇ)」

 ゴールドはそう思った。

『貴様らァ……』

 すると、マスク・オブ・アイスの身体が変形し始めた。

『……どれだけ抵抗しようとも構わんッ!! どれだけ食い下がられようと、我が計画が中断される事はないッ!! 十年がかりで進めてきたのだッ!! ここで手を止めるものかッ!!』

 マスク・オブ・アイスはホウオウに炎のリングを放ちさせ、三人を捕らえる。

「うわッ!?」

「しまったッ!?」

 そしてマスク・オブ・アイスは逃げ遅れた観客の方へ行き、二人の人物を捕らえた。

『見つけたぞッ!!』

「あれは……ガンテツ師匠だわッ!!」

「何しやがるつもりなんだあの野郎ッ!!」

『ククク。さぁガンテツよ。私のために腕を振るってもらおうか』

「な、
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ