第十九話
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り、風も出てきて吹雪と なってホウオウとルギアに直撃をした。
『なッ!?』
飛行タイプでも二匹は苦しそうである。
「どう? マリルリの”あまごい”で”ふぶ き”はどうかしら?」
マスク・オブ・アイスの上空にいつの間に か、ピジョットに乗った女性―――冬月榛名がいた。
「だ、誰だあれは?」
「さぁ?」
ゴールドとクリスは首を傾げている。
「あ、そこの二人は退避してね。今からぶちかますから」
ハルナはそう言ってデンリュウを出した。
「「ッ!?」」
マリルリの”あまごい”の効果がまだあると気づいた二人は即座に逃げ、途中でクリスのネイティの両目が光る。
「それじゃあ行くわよッ!! デンリュウ、”かみなり”ッ!!」
バリバリバリバリバリッ!!
二匹に雷が直撃した。
『ホウオウ、”せいなるほのお”ッ!! ルギア、”エアロブラスト”ッ!!』
ルギアとホウオウは雷をものともせずに反撃する。
「キャアァァァッ!!」
ハルナは二匹の攻撃に逃げまくる。
ドカアァァァーンッ!!
二匹の攻撃は会場を破壊していく。
「二人とも大丈夫ッ!?」
「あの、貴女は?」
「私はフユヅキハルナ。ショウの母親よ」
「は、母親ッ!?」
ハルナの言葉にゴールドが驚く。
「ショウはジムリーダーと共に隔離されちゃったから私が参戦しているのよ」
『お話は終わったか?』
二匹が三人に攻撃をしようとした時だった。
バキィッ!!
急にルギアが弾かれた。
『何ィッ!?』
「やったッ!!」
クリスが喜ぶ。
「攻撃したそぶりなどなかったというのに……まさか先程光ったネイティの目かッ!?」
「そうよ。ネイティの”みらいよ ち”よッ!!」
「助かるぜクリス(もしかしたら勝てるかもしれねぇ)」
ゴールドはそう思った。
『貴様らァ……』
すると、マスク・オブ・アイスの身体が変形し始めた。
『……どれだけ抵抗しようとも構わんッ!! どれだけ食い下がられようと、我が計画が中断される事はないッ!! 十年がかりで進めてきたのだッ!! ここで手を止めるものかッ!!』
マスク・オブ・アイスはホウオウに炎のリングを放ちさせ、三人を捕らえる。
「うわッ!?」
「しまったッ!?」
そしてマスク・オブ・アイスは逃げ遅れた観客の方へ行き、二人の人物を捕らえた。
『見つけたぞッ!!』
「あれは……ガンテツ師匠だわッ!!」
「何しやがるつもりなんだあの野郎ッ!!」
『ククク。さぁガンテツよ。私のために腕を振るってもらおうか』
「な、
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