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戦国†恋姫〜黒衣の人間宿神〜
六章 幕間劇
お茶会
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私はこれで・・・・」

「待ちなさいって。せっかく何だからお茶くらい飲んでいきなさいよ。それに少しくらいもてなさせて。今日みたいな事があった時に助けてくらるような人材は、貴重何だから機嫌をとっておかないと」

「では、お言葉に甘えさせて頂きます」

「はいどうぞ。それにしても、皆があなたみたいに物分りが良ければ、何の苦労もしなくて済むのにね」

あれは若いからと言っていたが、麦穂だって若いと言うと謙遜した。麦穂は、久遠が出かけてから随分経つので寂しいのでは?と聞いた。寂しいとか心配というのはないという。どういう事か聞くと、久遠の代役ならともかく情報操作や隠蔽やら面倒だから早く帰ってきてほしいとの事。久遠とは、長い付き合いだしと言ってから、今回の旅は一真も一緒だからとの事だった。麦穂は寂しいとは思っていないようだったが、顔に出てたようだった。

「まあ、寂しくはありますね。せめて旅立つ前に一言あってくれればとも思いました。ですが、私も結菜様と同じように、一真様を信頼しておりますので」

俺の事になったら、別にと言おうとしたら、侍女がお茶とお茶菓子を持ってきたので一時中断。お茶とお茶菓子を置いたら、まだ話があるから呼ぶまで下がっていてくれと。しばらくは黙った双方だったけど。

「とにかく、久遠達が帰ってくるまでまだかかりそうだし、また迷惑をかけるかもしれないけど、その時はよろしくね」

「私でよければ、お力にならせていただきますよ」

お礼を言った結菜は、お茶を頂く事にして飲んだ。そしてしばらくお茶会になったそうだ。
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