六章 幕間劇
京の街の印象×銃での乱戦
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目の前で打ち合わせしてるし。
「そうじゃな。こうすれば、久遠も公然と一真に抱きつけるの」
「うるさい黙れ」
「あーっ!そいつ、思い出した!」
「お頭!あのアマ、こないだ俺らをボコボコにして有り金全部巻き上げてった奴ですぜ!何か見た事あると思ったら!」
「あの長い髪、間違いねえ!」
「俺達もやられた!博打で勝った金、全部巻き上げてった奴だ!」
「俺も俺も!三月振りの大勝ちだったのに!」
おいおい。こいつらの金巻き上げて小遣いするのか普通?しかもこいつらから奪って成り立つ幕府とはな。あ、あとコイツらがコントしている間に隊員に連絡して戦闘態勢に入れと指示を出した。武器は主にアサルトライフルで、ちゃんと非殺傷能力ある奴で待機させておる。人間相手だから主に男性隊員。
「それにいちいち顔など覚えておらんて。・・・・揃いも揃って同じような顔をしおって」
「ンだとぅ」
「誰が同じ顔だって!」
「まあ、顔が知られておるなら仕方がない。余も・・・・」
臨戦態勢をしようとするが、俺は待てと言って下がらせた。
「・・・・一真?」
「まあ待て、・・・・ここは俺達の出番だ」
「俺達?」
疑問に思っている一葉だったが、今はいい。俺の隣には、結界を張っているが出撃準備完了した隊員達を空間からこっちに来ている。見えないようにしているだけで、結界が張っているとしても発砲したら相手に当たるようにしてる。人の気配と隊員自身を透明にしているだけだ。
「テメェ、この人数を相手に何とかなるつもりなのか?」
「そうだと言ったら?また鉄砲の餌食になりたい?」
「ぐ・・・・・」
「た、確かにあの鉄砲の餌食にはなりたくない」
今は銃持ってないけど。俺が持っている銃を畏怖してくれると助かるんだがな。
「ええい、ビビんじゃねぇよ!たった一人でどんだけ強くても、所詮は一人だ!全員でフクロにしちまえばいいんだよ!」
と一葉は再び前に出ようとするが、再度止めた。
「前に出るな!二人共、蜂の巣になりたいか?」
「やっちまえ!」
「来るのか。野郎共!殺してはダメだ、全員構え!撃て!」
発砲許可出してから、こっちにくるゴロツキらの集団に向かって弾が当たる。いきなりの事で、慌ててるゴロツキら。そして結界を解除させて隊員達を俺の前に出た。
「目標はあのゴロツキ共だ!全員、あいつらに地獄を見せろ!ファイアー!!!」
『おおおおおおおおおおおおお!俺達の日頃の鬱憤を晴らせてやるぜーーーーー!!!』
そう言って向かって行き、アサルトライフルで撃つ者やある者は、先程俺が使ったショットガンを使っていた。数分と経たない内となり全滅に近かった。撃ち方やめいと言っ
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