六章 幕間劇
京の街の印象×銃での乱戦
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ピラAとチンピラB。一応追っている理由を聞くが・・・・。
「なあなあ、そこの兄さんよ。一応聞くがどうして追っているんだ?」
「そりゃ決まってんだろう!何かそっちの姉ちゃんから絡んで来て、そのくせとっとと逃げ出しやがったからだな・・・・」
「一葉?」
「あぁ・・・・わたくしの言い分と、あのような下賤な者達の悪口雑言・・・・旦那様はわたくしの言を信じてくださらないのですか・・・・およよ・・・・」
「・・・・一真」
「分かってるよ。俺の背中にいろよ?二人共」
と俺から離れた久遠と一葉は、俺の背中に行き空間からショットガンを出した。
「もうグダグダ言ってんじゃねえぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」
「これでも喰らいな!」
ショットガンを向け、まさに来ようとしたゴロツキにショットガンを撃った。と言っても殺傷能力はない奴だ。ゴム弾奴だが結構痛いんだよねこれ。
「ぐえぇ!」
撃たれた奴は吹っ飛んだ。おお、よく吹っ飛ぶな。ちなみに今使っているショットガンは、あの有名な映画で使われたショットガン。
「・・・・ほう」
「な・・・・あ、アニキ・・・・っ!」
「次はお前が喰らうか?最も今のは非殺傷の弾だから生きてるけど、次は本物の弾でも撃とうかね」
で、倒れてはいるが何とか立ち上がったチンピラが言ったアニキと言われた者。
「さてどうする?もう一度喰らいたいのかな?これ以上、女性らに酷い事をするなら次で決める!」
と言いながら全身から覇気と殺気を出した。気絶しない程度だったけど。
「お・・・・覚えてやがれ!!!!」
「くそーっ!」
「あ、アニキーっ!」
「・・・・何じゃ、もう終わりか。つまらん」
と言ったが、まああれが芝居だと分かっていての攻撃だからな。
「それよりその鉄砲は凄いのぅ、一撃で大男を吹っ飛ばした」
「まあな、これは俺達の部隊でも使われてるモノだ。それに弾は非殺傷能力のだから、死にゃあしないけどアバラは折れてると思う」
空間にショットガンをしまったが、先程のは役得だったであろう?と聞かれたらまあなと言った。
「あんな相手すぐに倒せるんじゃないのか?」
「お主の腕を見たくなったのでの。お主直属の部隊は主に鉄砲を使うと聞く、なので見たかったのだ」
何ていうか、はた傍迷惑な話だな。
「じゃが、京の悪党も質が落ちたものよ・・・・。昔は、こちらから一睨みしてやればその場で刀を抜いたものが、今はこの体たらくとはな」
無茶苦茶だな。まああれくらいはどうとなれるが、テロリストだったらもっとピリピリしてたけどね。それにあれぐらいは俺がいた世界でもいたが、さすがに刃物は使わなかった。銃刀法違反で逮捕されるからだ。
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