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戦国†恋姫〜黒衣の人間宿神〜
六章 幕間劇
京の街の印象×銃での乱戦
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たぜ!」

「このアマァ!」

「で、一葉。今度は何したの?」

「おお、忘れておった。そういえば、こやつ等がいたのであったな」

また面倒事だけどまあいい・・・・。これも軍人のちょっとしたお掃除=お仕事だな。一応追われていた理由も聞いておこう。

「逃げてたならどうしてここに?」

「逃げてなどおらぬ。これも策よ」

「そうだな。こやつらに絡んだのはお主からだろう」

「・・・・別に余とて腕はあるが、お主がいたところだったのでな。策を変更したまでだ」

ちなみに俺の事は、様付ではなくお主か呼び捨てで呼んでもらっている。この前二条館に行った時には、様付で呼ぼうとしてたので俺が頼んだ。いくら神であったとしても今は人間の姿だからな。

「テメェら!俺らを無視してるんじゃねえよ!バカにしてんのか!」

「ふむ、そうじゃな。・・・・お、お助け下さい。旦那様!」

「な・・・・っ!?」

あー、これはあれだな。芝居を打って俺にやれとそう言いたいのかな。まあ俺の胸元には一葉の柔らかい身体がしがみ付いてきてるけど。

「わたくし、あそこの悪漢共に追いかけられて・・・・必死に逃げてきたのですが、恐くて・・・・うぅ・・・・」

俺は確認のために、一葉の顔を見たら泣いて見せかけて、こっちを見たと思ったらドヤ顔だった。これはやらないといけないなーと思った俺であった。

「お助け下さいませ!どうか、どうか・・・・!」

「久遠もやるなら、さっさと来い」

と小さな声でこいつらに聞こえないように言ったら。

「・・・・ふむ。そういう事か。ならば・・・・旦那様、わたくしも恐ろしゅうございます!」

小さい声で言った後に久遠も抱き着いてきた。まあ、男としては嬉しいけどね。

「京の街は恐ろしいと伺っておりましたが、あのような下賤な輩が抜き身を提げてうろついているなど・・・・よよよ・・・・」

泣き真似をしているが、俺には見破っているのでな。だがこういうのも悪くないけど、逆に燃えてくるぜ。あと久遠は楽しんでいるが、超可愛いのは俺の見間違いかな?

「ふむ。もう少し派手に取り乱した方が良いか?」

「そうじゃな。このような物は勢いが大切でな。見ておれ」

さて、次はどういう展開がくるのだろうか。

「あぁ、・・・・お助けくださいまし、旦那様・・・・!旦那様の腕前であれば、あの輩、十も数えぬ間に切り捨てられるとお聞きしました・・・・!」

事実だな、最も剣より銃の方が得意なんだけど。

「わたくしもそのようにお伺いしております・・・・。か弱いわたくし共に救いの手を・・・・お頼み申します!」

「ンだとぅ!ふざけてるのか!」

「構わねえ、やっちまえ!」

とか言ってるチン
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