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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第297話】
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にな……。


「つくづくコア数の少なさが何かダメにしてるような気がするな……」

「そうねぇ……。 ……とりあえず、コアさえ少しは解読出来れば、コアを媒体としたISシミュレーターを作れるとは思うんだけどねぇ……」


 イザナギに触れ、クサナギに触れて、俺の側までやって来ると母さんは――。


「さて、そろそろ戻りましょうかぁ〜。 クサナギの使用許可は、私に提出すればいつでも大丈夫だからねぇ〜」

「了解です。 ……何にしても、荷物運び以外で使わない日が来ないことを願いたいな。 ……福音の時みたいな事態、そうそう起きないとは思うしな」


 俺の言葉に力強く頷く母さん、そのまま倉庫を出ようとするのを見て、慌てて着いていき、俺と母さんは第一倉庫を後にした……。
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