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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第297話】
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がここにはIS関連のパーツなどがあるからだ。
代表候補生達のパッケージも、ここか隣、または別の倉庫に搬入されている。
「ヒルト、もう大丈夫よぉ〜。 中の赤外線センサーも作動しないから大丈夫〜」
「了解。 ……っと」
中に入るや、直ぐ様点灯する倉庫内。
コンテナが積まれてる中、主を待つかの様に鎮座しているIS用強化外骨格【クサナギ】がそこにあった。
福音戦で壊れた箇所の修復も終えてる様に見える。
「うふふ。 大会とかでは使えないけど、荷物の搬入何かでは役に立つわよぉ〜」
「……だな。 てか、本来機械やIS何かはそうじゃなきゃダメだし」
元々は人形作業用ワークローダーだったのを、母さんが魔改造して強化外骨格へと生まれ変わったのだが……いつ見ても、前のワークローダーだった完成図と姿形が違いすぎる。
……と視線を少し移すと、その隣には――。
「……あれって、PPSのバックパック?」
「えぇ、フライヤーユニットよぉ。 ……互換性高いから、IS用パッケージとしても使えるわよぉ〜。 後は、外部コントロールユニットから操作も可能だから、緊急時には戦闘も行えるわぁ〜。 ……そんな事態が無ければ、一番なんだけどね……」
表情が暗くなる母さんに、俺は――。
「だ、大丈夫だって。 そうそうそんな事態が起きてたまるかって、だから母さんは気にしない、な?」
そう言ってニッと笑顔になると、母さんは――。
「……うふふ。 ありがとう〜。 ……お母さん、たまに悩んじゃうのよねぇ〜。 役に立つ筈の機械が逆に苦しめてる……なんて。 ……暗い話はここまでにしましょうかぁ……」
そう言って軽くフライヤーユニットの翼に触れる母さん。
……その後ろには、同型のフライヤーユニットが二機並んでいた。
……?
「母さん? フライヤーユニットの後ろにあるのって……IS?」
「え? えぇ、そうよぉ? ……コアが無いから、起動出来ないけど名前はもう決まってあるわぁ……」
母さんの歩く音が倉庫内に反響する――そして、そのISに触れながら――。
「この子の名は【イザナギ】よ。 ……晴れ舞台があるかはわからないけど……ね」
「……もしかして、母さんがコアを欲しがったのって――」
「……ううん。 この子を起動させるためじゃないわよぉ? 純粋にコアの構造を調べたくてね。 ……いつまでも、中身がブラックボックスの物を使うなんて、怖いじゃない?」
……それは確かにそうかも。
……コア数の少なさからか、分解をしようとする研究者は少ないとは聞くが……。
数さえあれば皆の訓練も可能なの
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