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既に、五度に渡る感応現象。
リュウジが置かれる状況の全貌は、次第に明らかとなっていた。
グラール太陽系、そこに存在する、世界と世界を繋ぐ技術、亜空間。
リュウジはその亜空間により、どういう訳かグラール太陽系に飛ばされてしまったのだ。
未知の技術と人種、謎に包まれた世界。
確かに、グラールの事を調べるのも、リュウジを助けるのも大切な事だ。
だがそれ以前に、俺達はゴッドイーターだ。
世界を、アラガミの驚異から救う義務がある。
自分達の世界が薄汚れてきているのに、他の世界を気にする余裕はない。
俺はゴッドイーターとして、
……第一部隊隊長として、
世界を、仲間を守る義務があるのだ。
だからこそ俺は……
俺は……!
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