第四話 〜時は流れ・・・〜
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お嬢様。お迎えに参りました」
ジョン・ドゥの状態で言ってしまった。
「ジョンさん!?」
『っむ?貴様・・・』
「エリカお嬢様。無茶をなさいます・・・。わたくしこのようなお転婆なお嬢様はルクレチアお嬢様以来です。・・・長々と話すわけにはまいりませんか」
二人のそばにより抱えて離れる。その直後
ドン!
「・・・会話も碌にさせないとは・・・器の小さな神様でございますね」
『・・・貴様、神殺しがなぜ勝負を止めようとする』
神がそういうとエリカは驚き
「神殺しって・・・。そんな!神殺しは護堂を入れて七人のはずよ!」
神殺しってばらされた・・・。そこはいいが・・・
「・・・はぁ・・・。そこの神様よぅ・・・。そこでボロボロの護堂に変わって俺が貴様の勝負とやらの相手になってやるよ」
口調はもうめんどくさくなったから元に戻しそう告げる。
「無理よ!貴方が神殺しでもなんの情報もない相手をしてただじゃすまないわ!」
エリカは忠告をするが
「あぁ・・・平気平気。今まで俺神を倒した時って知識も情報もほとんどない状態だったしな。まぁさすがにこのデカ物相手には少しはいるかもしれないがな・・・。なんとかなるだろ」
神から視線をはずさずそう答えると
「・・・さぁ神様よ・・・。はじめようか!」
俺はそう言い腰に差してあった刀を握り腰を落とす。
『よかろう!神殺しよ!我を楽しませよ!』
ほぼ同時に動き始めた。
ーエリカ視点ー
いきなりはじまった対決・・・それはゴドーとは別の神殺しと神の対決だった。
その視聴者として私・・・エリカ・ブランデッリは混乱してた。
(何故ここにカンピオーネがもう一人いるのよ・・・。それにあのジョンって人・・・口調も雰囲気も全部変わったわ・・・)
詠牙の事をしらないエリカはジョンという名前のまま自分の記憶のなかにあるカンピオーネの名前を思い出していた。しかし
(私が知らない間にカンピオーネは増えていた?今まで出て来たカンピオーネの方々は偽名を使うつもりもないし・・・ゴドーは七人目じゃなく八人目・・・?)
思考の中にいると
「・・・っは!さすが神だな!俺の自慢の一本がここまで壊されるとは・・・やっぱすげえわ!」
『ふん!そんなナマクラで我を倒そうとはおかしすぎるぞ!権能を使わないのか!?神殺しよ!』
「・・・あいにく俺は権能をそこまで使いたくないんでな!使ったとしても強化とかの類だけさ!」
(いくらなんでも権能なしで倒せるほどまつろわぬ神は甘いものじゃないってわかってるはずなのに・・・どういう事?)
「・・・このまま勝負を続けてもいいけど俺はそこの二人を
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