第四話 〜時は流れ・・・〜
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た事が本音なわけないだろ?」
「・・・何かあの子にはありそうな気がしてねぇ・・・。もしかしたらエーガと同じ存在になるかもしれないねぇ・・・」
そう言うと詠牙は
「そりゃいくらなんでも出来過ぎだろ・・・。ただ魔導書をもってきただけで神殺しになるとか・・・」
そんな事をいうけど、
「エーガ・・・あんたは知らないのも無理はないけど、ゴドーがいうには神に会ってるみたいよ。それもここまで無傷できてる。・・・もしかしたらその神と対決するかもしれないねぇ・・・」
驚愕というような顔をして
「・・・へぇ・・・もしそれが本当なら・・・護堂君は神に選ばれたという事かもしれないな・・・。俺の時とはまったく違いすぎるがな・・・」
あの時は若かったからなぁ・・・なんてほざいてるのをみて
「まぁ・・・そのときはそのときでいいさ。・・・ところで・・・部屋に案内したという事だけど・・・もちろん同じ部屋にしたんだろうねぇ?」
ニヤリという言葉が似合う顔をしてルクレチアがいう。それにたいし詠牙は
「・・・っふ。愚問だな。何を当たり前の事を・・・。それとコレ部屋の、渡しとく」
「おやおや・・・あんたも悪いねぇ・・・」
「おぃおぃ・・・こういう悪巧みを教えたの・・・ルクレ姉さんだろうに・・・」
「こういう時だけ【姉さん】呼ばわりかい・・・悲しいねぇ・・・」
「こういう時だからこそだよ・・・」
詠牙は何かを考えるように顔を俯かせた。
「ま、今日はまつろわぬ神もそうだけど何もきそうにないから俺は休むよ。一応俺は明後日にはもどるからな。さすがにそろそろ工房に戻らないと仕事が溜る」
顔を上げそういうと部屋を出ていった。
「・・・仕事といってもほとんど趣味に近い事のくせになにいってんだか・・・。まぁいいさ。詠牙と護堂・・・この出会いが何を齎すのか・・・私にもわからないよ・・・」
翌日
詠牙は与えられた部屋で何かを感じ取っていた。
「・・・ここまでなんで神の気配がするんだ・・・。ここは結界が敷いてあったはずだ・・・」
そう思っていた。この近くまで神が来ている・・・。そう詠牙は感じ取り神との対決を視野にいれ準備をしていたところ
「・・・あの二人・・・なんで出ていってるんだ?・・・まさか戦うつもりじゃないだろうな!?」
そこまで考えいそいで追いつこうとするが
「・・・どういうつもりだ・・・ルクレチア・・・」
目の前にルクレチアがいた
「どういうつもりもなにも・・・あの二人・・・護堂はなにかやってくれそうなきがしてねぇ・・・。それに詠牙・・・あんたがでなくても大丈夫よ」
「・・・何故俺をここに呼んだ?俺をここに
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