第四話 〜時は流れ・・・〜
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仮面を付けた男が入ってきた。その男はルクレチアさんをお嬢様・・・つまり仕えてる主人を呼ぶようにしていた。ルクレチアさんをみると
「・・・何馬鹿な事をいってんだぃ・・・。それに気色悪いからやめな」
何か怒ってる感じがしてるけど、男は
「・・・これは異な事をおっしゃいます。お嬢様がお部屋の準備をと言われましたので、その完了を報告に上がったまでです。・・・何かいけなかったでしょうか?」
男は何も悪くないという態度を示しているのをルクレチアさんは
「・・・もういい・・・。ゴドー、この男はあんたと同じ年齢だと思うから紹介するわ」
そういわれるが男が、
「・・・いいえお嬢様。それには及びません。自分でしますので」
ルクレチアさんは苦虫を噛んだような顔をするがそれを無視するように
「・・・初めまして。ワタクシ、ルクレチアお嬢様の鍛治師兼執事をやらせてもらっています。ジョン・ドゥと申します。草薙護堂様以後よろしくお願いいたします」
「こちらこそよろしく。どうして仮面をつけているんですか?」
「・・・何この仮面の下は人にはお見せできないほどの傷などがあり見たら嘔吐ものですので仮面をしているにすぎません。素顔をお見せできないのは了承してください」
深々と頭をさげられたけど
「こちらこそすいません。変なことを聞いて」
いえいえ気にしないでくださいと言われていたら
「ゴドー?何を話し込んでいるの?貴方が早く休みたいというんだから移動するわよ。車にも荷物のせてるんだから早くなさい」
「これは失礼しました。お嬢様を待たせるような事をしてしまい・・・。荷物の方は運び入れていますのであとはお部屋にいくだけでございます」
そうジョンさんはいうと
「そう?それなら部屋へ案内くださる?」
「こちらへどうぞ」
そういい歩き出し始めた。俺も早くいかないとな
〜護堂視点終了〜
護堂達が部屋へ向かう姿をルクレチアは見つつ
「護堂というあの子・・・祖父と同じで女誑しの素質をもってるねぇ・・・」
草薙護堂をそう評しこれからが楽しくなりそうだとルクレチアは思った。それともう一つ
「・・・あの馬鹿・・・なんて事をしてくれるんだぃ・・・。まだ鳥肌がたって気持ちわるいったらありゃしない・・・」
そんな事を思っていると
「・・・ルクレチアお嬢様。今お客様をお部屋にご案内しました」
いきなり入ってきてそういった。
「・・・やめないかぃ・・・気持ちわるい・・・」
そう伝えると
「・・・っで?あの二人・・・男の方だけどなんで魔導書をもたせたままにしてるんだ?本当ならあれはあんたが管理しなきゃならない魔導書だろ?まさかさっき言っ
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