第四話 〜時は流れ・・・〜
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子を引っ掛けてるかもしれないねぇ・・・あいつは誑しだったしそれを受け継いでいてもおかしくないからねぇ・・・」
「・・・一応いるが、俺は顔ださないぞ?なんでそんな野郎と顔をあわせないといけないんだ・・・。こんなことなら工房にこもって製鉄してたほうがましだ・・・」
そんなやりとりをしてるとルクレチアは何かをしているようだった
「・・・噂をすれば影ってやつかねぇ・・・。そして女を連れてきてるわぁ」
「・・・俺の立場は鍛治師でここには鉱石を見つけてくれたお礼としているということにしてくれ・・・。厄介事は勘弁願いたい」
それだけいうと部屋を後にする。呼んだらくるだろうからルクレチアは何も言わずに見送った
・・・
「・・・そういうがあんたは神殺し・・・厄介事をどうのといっても向こうからくるのにねぇ・・・」
ルクレチアは犬塚詠牙が出ていった扉をみつつそんな事を思っていた。
ー???ー
俺は草薙護堂。どこにでもいる極一般的な学生・・・のはず。
なぜ【はず】なのかというと・・・
「・・・ですから私は彼に魔導書をあずけるのは危険だといっているんです」
「そういうがねぇ・・・。ここに来るまでになにかしらの災厄にでもあったのかねぇ?ここまで無事に来たということはそれほどまでに心配することもないという事じゃないのかい?」
「しかし・・・!」
このままずっと続けさせるわけにはいかないし・・・
「・・・なぁ。今ここで話していても時間だけがすぎていくし明日にでも回したらどうだ?」
そう提案するが、
「いいえ!あなたは事の重大さがわかってないわね!いい!?その魔導書をもつということは殺しにくるものもいるかもしれないのよ?その相手に貴方は待ってとかいうつもり!?」
矛先がこっちにきたああ!?
「・・・まぁまぁ・・・落ち着けよ。確かにそういう奴がくるかもしれないけど、それは今すぐってわけじゃないだろ?俺もまだここにいるし話し合いはその間にしてくれよ。正直俺疲れてるんだよ・・・。ルクレチアさん、俺達が休めそうなところってありますか?」
そう聞くと
「・・・そうだねぇ・・・明日でも同じだとおもうけど・・・今日はゆっくり休みな。・・・そういえばあいつは遅いねぇ・・・」
エリカはぶすっとした顔でこちらをみているが・・・あいつ・・・?
「他に誰かいるんですか?」
そう聞くと
「あぁ・・・いるとも。・・・噂をすれば・・・」
コンコン
「・・・失礼します。ルクレチアお嬢様、お客様のお部屋の準備が整いました」
入ってきたのは・・・・
「・・・なんで仮面に執事服・・・?」
顔に
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