暁 〜小説投稿サイト〜
SAO 〜青の剣士達〜
第1部 SAO
8話 心の温度 リズサイド
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「なに〜?聞こえないよ〜!」

「なんでもない〜!」

キリトに抱きつきあたしは笑った


リンダースの店に着くなり、あたしは工房に入ってインゴッドを打ち始めた
何百回たたいた頃だろうか、ひかりだし、徐々に形を変えていった

「おお!」

キリトは思わず声を上げていた

「え〜と......名前は<<ダークリパルサー>>よ」

「いい剣だ.....いくら?」

「お金はいらない」

「え?」

「その代わり、あたしに今後、剣のメンテをさせて」

「分かった」

その時、工房のドアが思いっきり開けられた

「リズ!」

「アスナ!?」

「心配したよ!メッセージも届かないし.....」

「ちょっと、迷宮にいた」

「一人で!?」

「いや.....キリトと」

「なんで?」

「予備の剣を作って欲しいって」

「できたの?」

「うん」

キリトが剣を見せる

「きれい.....」

「じゃあ、俺は行くよ」

「ちゃんと、大事にしなさいよ!」

「分かってる!」

キリトは迷宮へ向かった
あたしは......

「さあ、店の準備だ!」

「じゃあ、私も行くね」

「うん。またね、アスナ」

あたしはあの時キリトに言った言葉を胸にしまう
この気持ちが無くなるのはいつ来るのだろうと思う
でも、同時にそんな日は来ないのだろうと思う

「さて、今日も頑張るぞ!」
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