暁 〜小説投稿サイト〜
SAO 〜青の剣士達〜
第1部 SAO
8話 心の温度 リズサイド
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ある日の事だった
あたしはいつも通り店の準備をしていた

「リズいる?」

「いらっしゃい!なんだ......キリトか」

「ひどいな.....」

「今日は何?」

「新しい剣を作って欲しいんだ」

「新しい剣って......」

キリトはすでにモンスタードロップ品の中で魔剣クラスの剣を持っているのだ
なのに、新しい剣を作って欲しいだとは.....

「そんな、魔剣クラスの<<エリュシデータ>>を持ってるのに?」

「ああ。予備の剣を作っておきたいと思ってな......もう、最前線も60層だし.....」

「何があるか分からないから?」

「そうだ」

あたしは何か隠しているんじゃないかと思い、キリトの顔をじっと見る
しかし、キリトはいつものポーカフェイスで何を考えているかは分からなかった

「まあ、いいわ。どんな剣?」

「これと同等の剣で」

そういって差し出してきたのは、<<エリュシデータ>>

「こんな魔剣クラスの剣を作るには相当なインゴッドが必要よ......
あいにく、今はそんなの無いから、取りに行くしかないわね.....」

「あてがあるのか?」

「ええ。最近聞いた話だけどね」

55層にドラゴンがいるらしい
そのドラゴンは水晶を食べ、おなかの中で精製する

「今まで、何度も挑んだ人がいるらしいけど、ドラゴンを倒してもインゴッドは
ドロップしなかったそうよ。噂ではマスタースミスがいないとダメじゃなんじゃないかって」

「じゃあ、行くか」

「今から!?」

「そうだ」

「仕方ないわね.....頼りにしてるわよ、キリト」

「こちらこそよろしくな、リズ」

こうして、インゴッド取りに出かけたのはいいが.......

「ぶえっくしょん!」

「女子にあるまじきだな」

「うるさい!」

そこは雪山だった
その前にフラグ立てるまでに時間をかなり使ったので、もう時間的には夜だった

「あんたは、寒くないの?」

「鍛え方が違うからな.....ほれ」

あたしはその言い方にむかついたがキリトが渡してくれた黒いコートを着ると
寒さが無くなって来た

「ありがと.....」

「どういたしまして......そろそろか?」

「そうね......何これ!?」

目の前には大きな穴が......

「落ちるなよ?」

「落ちないわよ.....」

「そうか......あそこか......」

「ええ」

「ドラゴンが出てきたら隠れろ」

「はいはい.....」

そういった瞬間、ドラゴンが出てきた
キリトは剣を抜き、あたしは隠れる

ドラゴンはブレスをはき、
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