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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第296話】
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うを摘まみ、俺の口元へと運んでくる。
「じゃあじゃあ……。 はい、お兄ちゃん♪」
嬉しそうな表情を浮かべ、切り分けたコロッケを箸で摘まむ美冬も、皆と同じように口元へと運んでくる。
「……し、仕方ないから俺も食べさせてやるよ。 ……は、恥ずかしいんだからなっ、バカ……」
照れてるのか、顔を赤くしながら親子丼を箸で摘まむ理央。
「おー? なら私も食べさせてやるー。 ヒルト食えー」
すき焼きを箸で摘まみ、唇に押し当ててくる玲――冷めてるが、何気に出汁は美味いな。
「じ、じゃあ私も……。 はい、ヒルト君♪」
箸でハンバーグを切り分け、少し照れながら口元に運んできた鷹月さん。
「のほほんさんも食べさせてあげるね〜。 ひーくん〜、どうぞ〜」
最後にのほほんさんがチキン竜田を摘まみ、運んできた――。
……これだけ一斉に来られると変な威圧感しか感じない……。
「うふふ。 ヒルト君ってば、モテモテの人気者ね♪」
他人事の様に言う楯無さんに呪詛の言葉を吐きつつ、どうしたものかと悩むランチタイムの一時だった……。
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