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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第296話】
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い〜。 てひひ……いい香り〜」
重箱の包みを取り、お弁当を広げていくと――。
「す、凄い……」
「むぅ……」
「こ、これ超豪華じゃん……。 ……俺の弁当、霞むじゃん……」
シャル、ラウラ、理央と次々に声をあげるほど、楯無さんの弁当は豪華な中身となっていた。
……伊勢海老にホタテ貝、厚焼き玉子等々材料自体も立派な物を――。
「……わ、わたくしだって負けませんわッ!」
そう言ってセシリアは自身が作った弁当を開くと――真っ白なご飯の上に、米と海苔でかかれていた弁当を出した。
……いや、まあ当初の弁当よりかは見た目は地味だが、彼女も努力してるのは知ってるので――。
「ふふん。 アタシはもちろんこれよッ!」
まるで効果音がなったかのように取りだし、開けた中身は酢豚が入ってる――。
……鈴音って、何だか酢豚ばかり作ってる印象があるな。
肉じゃがも作ってたが。
「ぼ、僕も作ったんだよ? ヒルト、ほらっ」
シャルも負けじと弁当を開く――中身はシンプルで、ご飯にタコさんウインナーにウサギリンゴと動物オンパレードだった。
「ふむ。 私はこのような物を作ってみたぞ」
そう言ったラウラの弁当には、何と漫画みたいに焼かれたお肉が――。
……どうすればそんな漫画みたいな肉を焼けるのだろうか。
「ヒルト。 私のはこれだよ」
少し大きめの弁当を開くと、中には色とりどりの野菜や焼き魚等がバランスよく入っていた。
ご飯に関しては十六穀米だ。
「お兄ちゃん、私も頑張って作ったよ♪」
笑顔で弁当を開くと、中は焼き飯にコロッケ、白身魚のフライにポテトサラダが入っている。
「お、俺はこれだ!」
勢いよく開かれた弁当――というか、中身がどんぶり物みたいな内容だった。
因みに親子丼だ。
玉子には刻み海苔がかけられていて、妙に食欲をそそる。
「おー? 私も作ったー」
開いた二段重ねの弁当の下はご飯で、上はまさかのすき焼きという仕様――ある意味凄い。
「わ、私はこれです」
ゆっくりと包みを開くと、中にはチーズハンバーグと刻まれた野菜にドレッシングをかけた――店で出しても遜色のない弁当の中身だった。
「皆ちょぉ美味しそう〜。 のほほんさんのはこれ〜」
開いた中身はチキン竜田っぽいおかずに、大根おろしがかけられていた。
「……皆、なかなかやるじゃない? ヒルト君は幸せ者ね〜、綺麗な子達にこんなに作ってもらって」
「あ、あはははは……」
乾いた笑いが出る――と、シ
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