スーパーロボット大戦OG外伝
0543話
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用は出来ん。何しろオルレアン研究所やマオ社本社に対する破壊活動を行っているのだからな」
「それに関してはマサキ・アンドーにも言ったが、あくまでもヘルゲートでお前達と共闘する前の話だ。実際、あの後はお前達に対して敵対的な行動は取っていない筈だが?」
「お前達が行ってきた事を隠した上で話を持ちかけてきたのが信用出来んと言っているのだ。……まぁ、これはあくまでも俺の個人的な感想でしかない。ハガネとヒリュウ改には既に連絡を入れた。すぐに来るだろうから、もう少し待ってくれ」
ゼンガーがそう告げた時、まるでタイミングを計っていたかのように戦域へとヒリュウ改とハガネが姿を現す。
「来たか」
呟くゼンガー。だが、それだけではない。
「確かに来たが、ついでにお前達がお待ちかねの敵も来たようだぞ」
「何?」
ヒリュウ改やハガネがタイミングを計っていたのなら、こちらもまた同様にタイミングを計っていたかのように姿を現す3つのソーディアンズ・ダガー。
「ソーディアンズ・ダガー!?」
マサキの声が響く中、ソーディアンズ・ダガーの転移能力を使って次の瞬間に姿を現すのは、ヤルダバオトと対の修羅神。
「ビレフォールだと!?」
通信に響いたのはフォルカの声だ。自らの義弟であるフェルナンドが姿を現したのに驚いたのか、あるいは敵しか存在しないこの場所へと10機程の修羅神を引き連れ乗り込んできたのに驚いたのか。
「どちらにしろ……多勢に無勢だろうに」
『リー!? リーなのか!?』
呟いた瞬間、ハガネからテツヤの通信が響く。……なるほど。シロガネが俺達と共にここにいると知れば、そう判断してもおかしくはないか。
「フォルカァァッ! お前は俺がこの手で倒す!」
テツヤの通信に被せるかのようにフェルナンドがオープンチャンネルで叫び、ソーディアンズ・ダガーを破壊する。
『なっ!?』
「貴様を必ずこの手で殺す! その為には俺が逃げ帰る為の瞬転刀など邪魔なだけだ!」
ハガネやヒリュウ改からの驚愕の声にそう吠えると、地を蹴り真っ直ぐにヤルダバオトへと向かうビレフォール。その後ろからは下級修羅神が1対1の戦いの邪魔はさせんとばかりに後を追う。
『か、各機敵修羅神を迎撃して下さい!』
『アクセル、私達は?』
『なっ!? だ、誰だ!?』
レフィーナ、マリュー、テツヤの順でそれぞれにオープンチャンネルで通信が送られるが、そのマリューの声にシロガネの艦長はリーだとばかり思っていたテツヤが硬直する。
「テツヤ・オノデラ、今は戦闘を終わらせる事だけを考えろ。それ以外については、この戦闘が終わった後に説明してやる」
『……了解した。その言葉、決して忘れるなよ』
「勿論だ。こっちにしてもお前
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