SAO編
禍原さんの『SAOなんでも考察コーナー♪』
第三回 『ユニークスキルについて その1』
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ソフトのインフィニティモーメントでは、他よりも手数の多いソードスキルを多数習得するが、その分技後硬直が長いという特徴を持っていた。
実際、原作で登場した以下のソードスキル、
・スターバースト・ストリーム:16回攻撃
・ジ・イクリプス:27回攻撃
※文庫一巻参照
は、確かに他の片手剣の技よりも圧倒的に攻撃回数が多いですね。
細い=軽い=速度が高いと予想される細剣スキルでも、今まで登場した中で最も攻撃回数が多いのは上位技スター・スプラッスュの8回。ALO版を含めても10回を超える攻撃回数の技を《多数》持つのは二刀流だけでしょう。
上記以外で確認されている技というと、
・ダブル・サーキュラー:左右の剣をコンマ時間差で切りつける突進技
みたいに二本の剣という利を活用出来る連撃技が、他にも多く設定されていると推測出来ます。
他に推測出来ることというと、だいたいのゲームにあるだろう連続ヒットボーナスが思い付くでしょう。
SAOに置き換えてみると、ソードスキルでの攻撃を間を置かず当て続けることで与えられるダメージ量が増えていく。これが正しいとするなら、わざわざ技後硬直が長いだろう多回数攻撃技を出そうとする考えにも納得出来ます。
更にいうなら、それが一つのソードスキルでの連続ヒットボーナスのほうが、複数人数のソードスキルでの連続ヒットボーナスよりもボーナスが付く割合が高いのかもしれないですね。
27回が最高だとしても、それがもたらす単一ソードスキルでの連続ヒットボーナスによるダメージ量は他の追随を許さないだろうと思われます。
しかし、これだけみると、《二刀流》とはさも二つの剣を自由自在に扱う連続攻撃に特化したもの。と思われがちになると思います。
実際に二本の竹刀を持って振り回せば解ることですが、両手に持った長物を連携して振るというのはかな〜〜〜り大変です。逆手に持つ剣の長さや重みが邪魔になるからですね。
ALOではシステム上可能だけどその扱いの難しさに断念したプレイヤーが多いそうですね。
MHの双剣の動きを見ても解りますが、勢い良く二本の剣を振るにはどうしても大振りな動きになってしまいます。
私も人に言われて気付いたのですが、本来二刀流とは、片手で持つ楯というものが無かった日本で、楯の代わりに剣をもったのが最初ではないのかという説があるらしいです。
それを証明するように、剣道の二刀流では、片方で相手の攻撃を受け、または弾いて逆手で攻撃する戦法が一般的ぽいです。
使い方が楯と似てますね。
楯よりも守れる範囲は狭いですが、その分状況に応じて左右どちら側でも攻撃出来る。大振りがしにくいため一撃に威力はないが攻守に優れたスタイル、というのが《二刀流》本来の真骨頂なのか
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